Site Overlay

葉状腫瘍の悪性度については『管理番号11213 悪性葉状腫瘍について』をご参照ください。

「悪性」葉状腫瘍の診断根拠で大事なことは「浸潤性増殖」です。

 

(参考)

葉状腫瘍の評価項目

Cellularity

Nuclear atypia

Nuclear pleomorphism

Number of mitotic figures

Stromal overgrowth

Stromal growth

 

上記各項目の評価を総合して、最終的には診断病理医の個人的印象でグレードが決まります。

その中でも特に重要なのは

Stromal growthであり、これが「invasive(浸潤性)」だと(良性ではなく)境界悪性以上となり、(その次に重要な)number of mitotic figuresとなります。

 

過去の症例からstromal growth invasiveで、number of mitotic figuresが9-10で「境界悪性葉状腫瘍」の診断となっている

管理番号:11213 悪性葉状腫瘍について