[管理番号:11159]
性別:女性
年齢:44歳
病名:
症状:
投稿日:2023年6月5日
昨年の9月に妻が乳癌である事がわかって以来、乳癌プラザにおける
田澤先生の明快な意見を参考にしております。
このような場を設けていただき感謝しております。
オンコタイプRS20、タモキシフェン単独での治療でも予防効果として十分なのかどうか、田澤先生のご意見をいただければと思い投稿しました。
女性 44歳 閉経前
2022年12月右胸全摘手術
浸潤性乳管癌
組織学的異型度 3
核異型度 3
腫瘍の大きさ 2.2 cm
リンパ節転移 陰性
脈管侵襲 あり(リンパ管)
術前化学療法 なし
ステージ 2A
サブタイプ ルミナルタイプ
エストロゲン受容体 >95%
プロゲステロン受容体 80%
HER2 陰性
Ki67 21%
オンコタイプ RS 20
術後抗がん剤治療も勧められましたが、本人の意思と田澤先生のコラム等を読み検討した結果、現在タモキシフェン単独で治療中です。
タモキシフェンを飲み始めて一カ月後の血液検査で、E2値がかなり高かったため婦人科の受診を勧められました。
結果、卵巣や子宮内膜の厚みなどにも問題はありませんでしたが、直径3cm程度の子宮筋腫があることが判明しました。
特に悪性のものではなく経過を観察していく予定です。
リンパ管侵襲が中程度、核グレード3であった事と、もしもタモキシフェンが効かなかったらどうなるのか?などの事が頭から離れず、今後タモキシフェン単独の治療で良いのか悩んでおります。
田澤先生でしたら妻のような状況ではリュープリンの追加は考慮されますか?
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
OncotyepDXの結果の解釈については『今週のコラム 269回目 Rx PONDER(中間解析) その解釈』通りに回答しています。
まずは熟読してください。
そうすると… 「閉経前」「リンパ節転移なし」「RS=20」なので、tamoxifen単剤となることが解りますね?
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/6/12
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