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オンコタイプ結果の見方、化学療法の有無

[管理番号:9599]
性別:女性
年齢:35
病名:左乳癌
症状:しこり
投稿日:2021年7月26日

5月末に左乳房全摘しました。

ルミナルA、しこりの大きさ3センチくらい、浸潤範囲5cm、リンパ節、リンパ管転移なし、核グレード1、HER2陰性、Ki67 10-20% でした.
オンコタイプ結果 再発スコアRS20、9年遠隔再発率6%、RS軍における化学療法の上乗せ効果(平均)<1%
でした。

年齢別でみると50歳以下RS20だと化学療法上乗せ効果~1.6%となると思います。

①結果をみて化学療法追加するか、はどこを見て判断すればいいのでしょうか。
また、中間リスクになるのでしょうか。
以前スコア20は中間リスクと見たことが有りますが、数字を見ると高い数字ではないと感じています。
(主治医もいまいちわかり切っていない感じで、「低リスクだと思うからリュープリンとタモキシフェンでいいと言ってました。」本当に低リスクなのか疑問な言い方で、不安です。)

主治医にオンコタイプ結果が出る前、浸潤範囲が大きいから化学療法した方がいいと言われていました。
若いと再発率が高いからだそうです。

③再発率は浸潤範囲関係あるのでしょうか。
若いと再発率は高くなってしまうのですか。

④化学療法はオンコタイプ結果と、私の病状を聞たうえで質問ですが、化学療法は行った方がいいでしょうか。

 先生の噂をお伺いし、ご意見を聞けらばと思います。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

最近この手のQが多いですが…
今週のコラム 269回目 Rx PONDER (中間解析) その解釈』を熟読ください。

質問者の場合は、「閉経前」「N0]「RS=20]なのでtamoxifen単剤となりますが、35歳という年齢からはLH-RHagonist併用すべきでしょう。(勿論抗がん剤は不要です)