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高密度乳房に対する術後フォローについて

[管理番号:9520]
性別:女性
年齢:51
病名:浸潤性乳管癌
症状:
投稿日:2021年6月27日

人間ドックのエコーで要精密検査となり、乳腺科を受診。
がんの診断を受けたため3月末に温存切除の手術を受け放射線治療を終了し、現在タモキシフェンを服用しています。
摘出した腫瘍は、大きさ非浸潤部分が59x56mm、うち浸潤部が6x5mmで、ホルモン陽性HER2陰性乳癌 cT1bNO, stageIA ER(+ 8/8)、PgR(+ 8/8)、ki67:18%、腋窩リンパ節転移なし、リンパ管侵襲(―)、静脈
侵襲(―)、核異形度1,組織学的グレードI-II、断端の評価:露出なしとの結果でした。

今後のフォローとして、4ヶ月ごとに薬をもらいに受診し、1年に1回(時期としては来年の3月頃)血液検査とマンモグラフィーでチェックするという話を乳腺科の主治医からうけました。
しかしながら、私の乳房が高密度乳房で、がんの診断をうけた時でもマンモグラフィーでは腫瘍がうつらず(主治医も見逃すかもと言われていました)、触診でも腫瘍はわからないと言われました。
がん発見の手段がエコーのみという経緯だったため、フォローで超音波をやっていただけないことに不安を感じます。

マンモグラフィーの画像だけで問題ないと言われても安心できない気持ちが強く、もし再発した場合マンモグラフィーでもはっきりうつるくらい腫瘤が大きくなるまで放置されるのではという心配が消えません。
診察時に不安であるためエコーをしてほしい旨、先生にお伝えしたのですが、ガイドラインで定められていないからエコーはしないと言われました。
高密度乳房の者に対してもステージ1の患者のフォローとして、年1回のマンモグラフィーのみという検査は妥当なのでしょうか?
先生のあるあるQでは毎回(3ヶ月)診察エコー、3ヶ月もしくは半年ごとの採血
マーカー、1年に1回マンモグラフィーとありますが、これはステージに関係なく当てはまることでしょうか?
私のような場合の適切な術後フォローについてアドバイスいただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「私のような場合の適切な術後フォローについてアドバイスいただけますと幸いです。」
⇒残念ながら主治医の言うように、術後のフォローには(高濃度乳腺であろうとなかろうと)基準は存在しないのです。

 「あるある」ですが、その場合には(主治医に内緒で)1年に1回別病院でエコーすれば(例えば9月別病院、3月現病院)半年ごとのエコーになりますよ。(実際に市川には、そのようにしている人も沢山います)
ご参考に