昨日掲げたコラムの fibroepithelial tumorの部分を更新しました。
fibroadenoma~benign phyllodes tumor ~ borderline malignant phyllodes tumor ~ malignant phyllodes tumor が、どのような診断基準で病理医に判断されているのか?を実際の病理レポートの記載から解説しました。
実臨床の場では患者さんが(耳慣れない)葉状腫瘍と聞いた際に、『は?それ何?』となりますが、
家に帰ってネットで検索すると、ずいぶん落ち込まれるようです。
正しい理解で、適切に治療されることを願います。
小さな悪性葉状腫瘍というのは殆ど無く、(小さいころは)ほぼ例外なく「良性」葉状腫瘍です。
増大していく中で「境界悪性」⇒「悪性」へグレードアップするので、『小さいうちにマージンをつけて摘出する』これが大原則なのです。
追記
「乳癌手術のブログ 2020/9/19 免染追加」の更新日が9月21日になっているのは(ブログを書き上げた後の)「公開」ボタンの押し忘れでした。
9月19日(土)市川外来への時間が迫っていて「つい」押し忘れていたようです。
未公開のまま放置されていたのを21日朝に見つけて、慌てて「公開」したのでした。
年齢 40-49歳
入院期間 3日間
痛み 4⇒0
田〇先生、大変お世話になりました。手術当日は痛みが強く痛み止めを強くしてもらいましたが、4時間後の制限解除には一人で家族に電話をかけていける位痛みが0になりました。手術の順番が一番最後で翌日朝の退院が不安でしたが、先生のおっしゃった通り、問題なく退院。一人でバス、電車2時間、買えることができました。今年の大掃除は、諦めていましたが、退院後すぐに日常生活に戻れ、私自身は勿論家族も驚いています。術後2日目に祖父が亡くなり、6時間かけて告別式にも行けました。本当に本当に田〇先生に手術していただけて良かったです。
これからは検診に伺いますがよろしくお願いします。
この欄だけでは足りない位、感謝の気持ちで一杯です!!ありがとうございました。