皆さん、こんにちは。
日々の仕事に追われると、つい「後回し」となってしまうことがありますよね(言い訳です)
今回、週刊朝日ムック「手術数でわける いい病院2020」調査が来たので、この機会に2018年分を集計しました。
集計しながら感じたのは
1.腋窩鎖骨下郭清の数が増えた
これは、私が「腋窩及び鎖骨下郭清」についてコラムしている影響でしょう。
2.転移性乳癌の手術症例が増えた
地元で「転移があるから手術できない」と言われた患者さんの手術も多い。
3.術前抗がん剤は、「小さくして温存」ではなく、「手術不能⇒抗がん剤⇒手術可能」という目的が殆ど。
「ある種の病院」のように、「TNだから」とか「HER2陽性だから」とか「リンパ節転移があるから」などという『理不尽な理由』で術前抗がん剤をしないことに変わりはありません。
『小さくして温存したい』というよりは(大きいのならば)『早く手術して取ってほしい』という患者さんが増えているように感じます。