〇マンモとエコーの優位性
エコーの方が(術者により精度は「雲泥」ですが)圧倒的に優れています。
閉経前(特に若年者)では所謂「高濃度乳腺」となり、マンモでは殆ど検出できません。
〇何でもかんでも、「フルコース」しなくはいけないの?
そんなことはありません。
もしも、「検出力だけ」で考えたら 「造影MRIが最強」となります。(質的診断とはなりません。念のため)
お金に糸目をつけないセレブならば、「自費」で「造影MRI+US]で半年に1回検診すれば、最強ではあります。
ただ、それを全員に勧めることは(当然ながら)できないのです。
〇マンモとエコーのバランスは?
最低限エコーさえすれば、殆ど「事足りる」のです。
だから、妊娠授乳期に「マンモが撮れない、どうしよう!!」などと悩む必要は全くないのです。
★石灰化だけはエコーでは解らないので、(妊娠、授乳期以外なら)2~3年に1回はマンモも併用するといいでしょう。