[管理番号:4625]
性別:女性
年齢:55歳
初めまして、よろしくお願いします。
乳がんの告知を受けてから、こちらのQ&Aで勉強させていただいております。
・2015年秋の職場の健診にて、乳房内に石灰化多数、カテゴリー3、
「要精検」との診断を受け大学病院を受診、針生検したが癌の診断は無く経過観察、1年後(2017年2月)に受診の予約。
・2017年2月(下旬)日、大学病院にて超音波、針生検、マンモ実施。
3月(上旬)日に結果を聞く。
1.8cmの右乳がん、トリプルネガティブ、手術と化学療法(抗がん剤)、のちに放射線治療の予定。
抗がん剤治療は、術後を選択。
早期の癌であるが進行が速い。
記憶ではKi-67、60~70くらい、グレード3。
浸潤あり。
(径は教えてもらいませんでした)
3月(中旬)日、MRI、CT、胸部X-P検査。
・3月(下旬)日に入院、翌日手術。
右乳房温存術。
センチネルリンパ2個摘出、うち転移0。
断片陰性。
・(下旬)日退院。
後、右のわき下が痛痒いが放置。
庭仕事中(重い物を持っていないが)右乳房内で「ピキッ」となった感触があるも放置。
その後からか手術傷周りが赤黒く変色し、変色した部位が硬く、またジンジンとした痛みが時々あります。
(退院時、皮膚は術痕以外はきれいでした)
・4月(中旬)日、退院後の初診察。
抗がん剤治療の予定と病理結果が聞ける
と思っていましたが、抗生物質の服薬を言われるのみ。
(エコーで検査しましたが、なぜそうなったかは説明がありませんでした)
病理の結果もまだ全部出ていないので1週間後に再度受診の予定。
長々と書きましたが教えてください。
①退院時はきれいだった皮膚が、赤黒く硬くなった原因は何と想像されますか?
抗生物質を飲んで4日、改善が見られません。
病院はかなり遠方なので、受診をためらいます。
(Q&Aに似たような質問がありましたが、私の場合は術後はキレイでした。)
②田澤先生は、かねがね「グレードよりもステージ」とおっしゃっていますが、私の場合も早期と前向きに考えてもよろしいのでしょうか?
ただ、トリプルネガティブということで気落ちしています。
(ネーミングからして治療しようというテンションが下がります)
③近親者に癌患者はいない(いとこに子宮?卵巣がん?1名)ので遺伝の要因はほぼないと思っていました。)
生活習慣(暴飲暴食、肥満、運動不足、ストレス)が悪かったのだと思っていますが、トリネガだと遺伝の検査をしたほうがよろしいですか?(30歳・既婚の娘が一人おります)
以上、つたない文章で申し訳ありませんが教えていただきたいと存じます。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
質問者には申し訳ありませんが、診療内容が「大学病院らしい」というか…(もう少し精度を上げてもらいたいと「正直」悲しくなります)
1年前「石灰化カテゴリー3」だったことを考えると、「その時点なら」非浸潤癌だった可能性は高く、(この1年で)「非浸潤癌から浸潤し始めていた」ということのようです。
1年前(コメド壊死を伴う:石灰化はその「壊死性」のものでしょう)非浸潤癌
↓
1年後(非浸潤癌から)浸潤癌へ
○1年前の最初の診療時に「きちんとステレオガイド下マンモトーム生検」をしていれば…(単純に言えば、1年前にこの江戸川病院を受診していれば…)
時計の針は戻せませんが、どうしても「言いたくなってしまう」ことをお許しください。
♯このブログの閲覧者(特に「大学病院で中途半端な診断で経過観察されている方)へのメッセージでもあります。(後悔しない様に)
「浸潤あり。(径は教えてもらいませんでした)」
⇒(1年前の経緯からは)非浸潤癌が主体である可能性もあります。
(非浸潤癌としての)「腫瘍全体は1.8cm」でも「浸潤部分は小さい」可能性もあるので「要確認」です。
「①退院時はきれいだった皮膚が、赤黒く硬くなった原因は何と想像されますか?」
⇒これは出血以外に考えられません。
「受診をためらいます。」
⇒受診は無意味だと思います。
皮下出血は「自然に吸収されるまで待つ」しかありません。
「私の場合も早期と前向きに考えてもよろしいのでしょうか?」
⇒その通りです。
「トリプルネガティブということで気落ち」
⇒サブタイプは「治療法」とのみリンクさせましょう。
ただ、「浸潤径が5mm以下」だと化学療法そのものの適応外となります。
○その意味で「浸潤径を教えてもらう(というか、病理結果を貰う)」ようにしましょう。
「トリネガだと遺伝の検査をしたほうがよろしいですか?(30歳・既婚の娘が一人おります)」
⇒不要です。
そんなことに頭を悩ますよりは(遺伝性とか、どうでもよく)「娘さんに1年に1回の検診を推奨する」方がいいです。
質問者様から 【質問2】
こんにちは。
前回(「赤黒い皮膚としこり」の質問)はお忙しい中、回答していただきまして有難うございました。
さて、3月(中旬)日の診察日に病理組織診検査結果報告を担当医よりいただきました。
以下、所見です。
Invasive ductal carcinoma,solid-tubular carcinoma, DC, 1.7×1.4×1.0cm, g, ly(-), v(-), Nuclear greade3, pT1, pN0, pStageⅠA, margins(-), ER J-score 1, PgR J-score 0, HER2 score 2+, High Ki-67 index 48%, positive for HER2 gene amplification by FISH
検体は右乳腺の部分切除検体1つです。
DC領域の病変として提出されています。
大きさ70×50×20mm、43gです。
60×15mm大の皮膚が付着してお
り、皮膚(※針生検箇所皮膚に転移?ということで、皮膚も切除しました)の端軸方向に割が入れられて提出されています。
割面上で17×14×10mm大の領域に黄白色、辺縁不整、境界不明瞭な腫瘍を認めます。
周囲にはやや白色調の組織を伴っています。
組織学的に腫瘍は、充実性~太い索状胞巣を形成して浸潤増殖しています。
浸潤性乳管癌の充実腺管癌と考えます。
核異型スコア3点、核分裂像スコア3点で核グレード3です。
腫瘍の周囲には線維化を伴っています。
脈管侵襲は明らかではありません。
皮膚への浸潤は認めません。
術中迅速診断(S17-1794)で断端とセンチネルリンパ節転移はいずれも陰性の診断です。
免疫染色ではERがJ-score 1、PgRがJ-score 0です。
HER2は弱い
染色陽性細胞が全体の80%程度に見られますが完全な陽性所見は10%程度です。
Score2と考えます。
Ki-67陽性率は48%(548/1138)と高値です。
Phospho Histone H3陽性の核分裂を70/10HPF認めます。
(追加報告)HER2のFISHの結果は陽性です。
HER2/CEP17比=2.22
HER2増幅陽性の定義:HER2/CEPの比が2.2を超えること
田澤先生に質問させて下さい。
①前回の質問の回答で「浸潤径を教えてもらうこと」と言っていただきましたので、担当医に尋ねましたら「17ミリです」と言われました。
「???」だったので、浸潤している径はどのくらいですか?と聞き直したら「浸潤している癌だから17ミリです」との返答。
17mmってしこりの大きさかと思うのですが、どう判断したらよいのでしょう。
17mmなので、FEC4回とドタキセル4回、その後放射線治療の予定です。
②術前はトリプルネガティブと言われていましたが、標本病理からHER2+と言われました。
所見から考えるとHER2+も微弱(?)のように思うのですが、FEC終了後に追加でハーセプチンも予定しています。
担当医からは「(トリネがではなかったし)ハーセプチンはすごく予後が良い薬なので(良かった)。」と言われましたが複雑な気持ちです。
HER2の効き目は期待できるでしょうか。
微弱だけど、しないよりはした方が良いという風に受け止めてしまいます。
③Q&A等を拝見していて、モンドール病が疑われます。
内出血の後遺症はまだ残っていますし、今週になって、皮下(右乳房下部、右脇、わき腹、)に腺状の硬結が触れ、右腕が痛みます。
もしそうだとして、自然治癒を待ってからの化学療法になりますか?Q&Aでは「放射線治療していてもできる」との記述はありましたが、化学療法の可否の記載を見つけられませんでしたので。
来週月曜に再診ですが、
ゴールデンウィーク明けからFECの予定(手術3/(下旬)でした)がまた延びてしまうのでは?と心配しております。
先生にセカンドオピニオンしていただきたく、よろしくお願いします。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
pT1c(17mm), pN0, pStage1
まず「早期である事」をご確認ください。
HER2タイプ(FISHで増幅あり)であることは、「あくまでも治療として抗HER2療法すべき」ということであって「予後は1期相当」なのです。(勘違いし易いので念のため)
★low riskのHER2陽性では(私であれば)「非アンスラサイクリンレジメン」を行います。
例) TC+HER, weekly PTX+HER, TCH
♯担当医から勧められているのは「アンスラ(FEC)+タキサン(ドセタキセル)」レジメンであり、「非アンスラサイクリンレジメンではない」ものです。
「17mmってしこりの大きさかと思うのですが、どう判断したらよいのでしょう。」
⇒シコリ全体が浸潤癌のようです。
その場合には「腫瘍径=浸潤径」となります。
♯非浸潤癌が主体で浸潤癌の割合が小さい際には「腫瘍径≠浸潤径」となるのです。
「FEC4回とドタキセル4回、その後放射線治療の予定、FEC終了後に追加でハーセプチンも予定」
⇒これは整理すると
FECx4⇒HER+ドセタキセルx4⇒放射線⇒HER(単剤)x18
♯これは「アンスラタキサン」レジメンです。
「微弱だけど、しないよりはした方が良いという風に受け止めてしまいます。」
⇒誤りです。
FISHで陽性なのだから、抗HER2療法の効果は絶大(再発率を半分にします)
「自然治癒を待ってからの化学療法になりますか?」
⇒待つ必要はありません。
質問者様から 【質問3 術後1年後のしこり】
性別:女性
年齢:56歳
こんにちは。
以前管理番号4625(赤黒い皮膚としこり)でお世話になった者です。
その際は有難うございました。
ところで、不安材料ができましたので、次回点滴受診日(来週)に担当医にどのように伝えればいいのか教えていただきたく質問させて下さい。
以下、簡単に経緯です。
昨年3月浸潤性乳管癌と診断され、下旬に右乳房温存術(17×14×10mm、ER J-score 1、PgR J-score 0、
HER2 FISH陽性、センチネルリンパ節転移陰性、Ki-6748%)を行いました。
その後FEC4回、ドセタキセル+ハーセプチン4回、放射線治療、ハーセプチン単剤9回終了し、あと3・4回ハーセプチン点滴をすれば術後治療は終了予定です。
術前に皮膚にも転移しているかもしれない、とのことで皮膚も乳房真横に60mm×15mm程度切除しましたが、皮膚転移は見られませんでした。
先月頃より術側の乳房にしこりが触れるようになり前回の受診時に担当医に聞きましたら、「脂肪が(たくさん)ある乳房は切除した部分の脂肪が硬くなり易い」とのことでした。
確かに肥満体型で脂肪はありますが、、、。
「骨シンチしますか?」(昨年11月に1回実施済み)と聞かれたのですが、まだそこまでしなくても と思い 断り、
ハーセプチンが終了する3ケ月(術後1年半)後にマンモをすることになりました。
最近になってそのしこりらしきものが大きくなったように感じ、乳房も左に比べて右が全般に硬くなっているようです。
ハーセプチンが終了する3・4ヶ月後までマンモを待ってもいいものでしょうか?
それとも担当医の言われるように、脂肪が硬くなったものでしょうか?だとしたら術痕以外に乳房全般がやや硬くなるものなのでしょうか?
マンモは術後8カ月後(11月)に一度検査していますが、その時は大丈夫でした。
ちなみに、閉経しています。
24日の管理番号6313転移の質問2で先生が回答されているように、私も同じケース(ホルモンの影響)なのでしょうか。
次回受診時 担当医にどのように話をすればいいのか ご教示ください。
よろしくお願いします。
田澤先生から 【回答3】
こんにちは。田澤です。
「術前に皮膚にも転移しているかもしれない」
⇒これは勘違いです。
「皮膚転移」ではなく「皮膚に浸潤しているかもしれない」が、正しいでしょう。
(術前から「皮膚転移(実際は皮膚再発)」などありえません)
「それとも担当医の言われるように、脂肪が硬くなったものでしょうか?だとしたら術痕以外に乳房全般がやや硬くなるものなのでしょうか?」
⇒温存手術で(術後の乳房が大きい場合には)、「浮腫み」の可能性があります。
質問者様から 【質問4 】
首のリンパ腺の腫れ
性別:女性
年齢:57歳
病名:右乳がん(治療後)
症状:右首筋リンパ腺の腫れ
田澤先生、こんにちは。
管理NO.4625(赤黒い皮膚)でお世話になった者です。
その節は有難うございました。
乳がん(右)の温存手術を2017年3月受け、それから定期的に検診を受けておりました。
今年の8月(術後2年半経過)、PET、エコー(検査技師)、
マンモ等の検査をしたところ、右首筋あたりのリンパ腺(リンパ節ではなく、リンパ腺と言われたように思います)が腫れており、また、PET結果でも集積が見られるとのことでしたが、何かの炎症かもしれないので3ヶ月後の経過観察の時に(先生自身が)エコーし、必要ならば生精検しましょう、とのことでした。
それからは、その言われたことが気になるようになってしまい、右首筋が引き攣られるような違和感があるようになりました。
ホルモンの刺激症状かも知れないと思いましたが、
気になって仕方がないので、3ヶ月を待たずに先日受診してきました。
先生自身のエコーでは、
・柔らかそうな『何か』があるが、前回(2ヶ月半前)よりも大きくなっている。
・単なる炎症なら小さくなっているはず。
(猫2匹飼っていますが4.・5年前よりいるので原因とは考えられないと思います。
風邪気味?とか色々聞かれましたが、風邪はひいておらず、欠損した歯(右下)の跡が時々痛む程度です。
・その「何か」は脈に合わせて動いている。
結果、頭頸部外科で詳しく診てもらったほうがいいということで、その日のうちに頭頸部外科外来へ。
再度のエコーをし、PETの結果も見て「早く結果を出しましょう」と言われましたが、診療時間が終わる頃でしたので、結局、細胞診は来週(30日・水曜)になってしまいました。
また、採血・採尿もしましたが、(たまたま?)結果は教えていただけませんでした。
・鎖骨周辺よりエコーで診てもらったと思いますが、指摘されたのは右首筋のみです。
(乳腺外科でも頭頸部外科でも集中的に首筋をエコーされましたが、鎖骨も診てもらえたかどうか、はっきりと覚えておりません。)
・自覚症状として、痛みはなく、首筋の突っ張り感だけで、鎖骨周辺にはしこりは触れないように思います。
リンパ腺が腫れ、だんだん大きくなってきているという理由は再発の可能性がありますか?また、検査方法として細胞診が妥当でしょうか?
再発だったら、ということと、首に針を刺す?ことの不安でいっぱいです。
(病院からいただいた次回検査の注意事項と
して、『細胞診の翌日起床時まで出血は播種(腫瘍の散らばり)を予防するためにガーゼとテープで頸部穿刺部位の圧迫を行います』とありました。
散らばりって・・・)
田澤先生のご意見をお聞かせ下さい。
よろしくお願いいたします。
田澤先生から 【回答4】
こんにちは。田澤です。
「田澤先生のご意見をお聞かせ下さい。」
⇒気にするものではないでしょう。
根拠
1.乳癌の転移ならば鎖骨上リンパ節腫大もなく、単独に頸部リンパ節転移はない。
2.もしも転移性リンパ節ならば(医師がエコーで見れば)「リンパ節転移かな?」程度の所見は解る筈。(柔らかそうな『何か』がある というコメントだけで十分安心していいものです)
質問者様から 【質問5 】
頸部リンパ節腫大
性別:女性
年齢:57歳
病名:右乳がん術後
症状:右頸部リンパ節腫大
投稿日:2020年2月14日
田澤先生、こんにちは。
管理4625でお世話になっております、有難うございます。
そしてこのコーナーでは知識と勇気をいただいています。
過日、回答してくださったことについて、結果を報告させていただきます。
そしてまた質問させてください。
術後2年半の昨夏のPET検査で鎖骨上~頸部のリンパ節に集積が見られるということで、乳腺外科・頭頸部外科で何度もエコーやCTを撮り、検査漬けになっていました。
このコーナーで先生に質問させていただいたところ「気にするものではないでしょう」とお返事をいただきましたが、「リンパ節が大きくなっている(いつまでも小さくならない)。」ということだけで心配になり、その後、鎖骨上のリンパ節の細胞診をしてもらいました。
その時は「取りきれた」と聞いていました。
結果は陰性でした。
結果説明時に「他の(大きくなっているいくつかの)リンパ節も大丈夫でしょう」と言われました。
対象リンパ節は1個か2個と思い込んでいたので、「他の?まだ腫れたリンパ節がいくつか残っているということ?」とショックを受け、麻痺が残るリスクを承知の上で、頸部のリンパ節を摘出し、検査してもらうことにしました。
11月末に手術。
結構深部にあるリンパ節摘出だからなのか原因は不明ですが、術中血圧上昇し、また息苦しくもなり、2個くらい(正確な個数はわかりません)取ったところで中止になりました。
病理結果がでるまでは乳腺外科の先生も頭頸部外科の先生も「もし癌だったら・・・」を前提としてお話しされるので落ち込みました。
結果は陰性でした。
(でも、どちらの先生も「何故腫れているのか、わからない」とのこと)
さらに頭頚部外科の先生は「残っているリンパ節に『ある』かもしれないのでちゃんとフォローしていきますから。」と細胞診やリンパ節生検をして陰性でもなお疑っていらっしゃるような言い方でした。
今年1月末頃より、リンパ節摘出後2ケ月くらい経過したところで、また同じ個所に違和感を覚え、頸部が押さえらているような、常時息苦しさが少しあります。
術側顎下の麻痺もありますが、この押さえられているような息苦しさは何なのでしょうか?
再発とは思いたくはありませんが、(術前に)腋下や鎖骨上のリンパ節を飛び越して頸部リンパ節に再発することはあるのか、担当医(乳腺外科)に聞きましたら「ある」とのこと。
次回の受診は6月です。
それまで不安です。
何かできること、しなければならないことはありますでしょうか?
長文で申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
田澤先生から 【回答5】
こんにちは。田澤です。
頸部リンパ節(摘出)生検までして「陰性」だったのだから、もうそれで終わりでいいでしょう。(診断は100%確定診断でなくてはいけません)
「残っているリンパ節に『ある』かもしれないので」
→??
何のための「摘出」生検?(全く意味なし)
「細胞診やリンパ節生検をして陰性でもなお疑っていらっしゃるような言い方」
→失礼ですが…
この意味が全く理解できない。
確定するために行った「摘出」生検で、こんなことでは全く診療になっていません。
「術側顎下の麻痺もありますが、この押さえられているような息苦しさは何なのでしょうか?」
→術後の後遺症でしょう。(素直に考えましょう)
「腋下や鎖骨上のリンパ節を飛び越して頸部リンパ節に再発することはあるのか、担当医(乳腺外科)に聞きましたら「ある」とのこと。」
→ありません。
ご安心を。 (10000分の1例みたいな例外の話をしていても、何も解決しないのです)
「何かできること、しなければならないことはありますでしょうか?」
→「摘出」生検までして、まだ悩まなくてはいけないとは…
何かがおかしいですよ。
ご安心を。