「霧島リラックスタイム 焼酎ダイニングYASU」
ご存知ですか?
土曜日、仕事をしながら良く聴く「お気に入りのFM番組」です。
先日、何気なく聞いていると、
ラジオから「本日のゲストはナカヤマ ミホさんで…」
『えっ? ナカヤマミホ? 中井美穂の聴き間違い?』一瞬思いました。
芸能界に極めて疎い私は、中山美穂は「芸能界を引退」していたとばかり、思っていたのです。
まるで私にとっては「今日のゲストは 山口百恵さん」と言われたのと同じ位びっくりしました。
「毎度お騒がせします」「ビーバップハイスクール」
遠い昔を思い出しました。
それでは本題に入ります。
「血液を回っている癌細胞をたたく」
時々、術前化学療法を(無理やり)勧める際に医師から発する言葉です。
果たして、それは本当なのでしょうか?
一つの例を挙げて考えてみましょう
Aさん 45歳、luminal type, 核グレード2、腫瘍径1.8cm、リンパ節転移なし
この方の再発率ですが
無治療:23%
タモキシフェン内服により:15%
タモキシフェン+化学療法:10%
となります。
これで何が解るかと言うと
①治療しなくても再発しない群は77%
②ホルモン療法と化学療法を行うことで再発を逃れる群は13%
③治療をしても再発する群は10%
ということです。
このケースでは「無治療でも77%は再発しない=77%では見えない癌細胞は回っていない」ということです。
まるで、「乳癌になった=見えない癌細胞が体を回っている」というイメージは捨てましょう。
早期乳癌では8割近くで「癌細胞は体を回ってはいない」のです。