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全摘か温存かで悩んでいます

[管理番号:8163]
性別:女性
年齢:43歳
病名:乳がん
症状:腫瘍5cm、リンパ節転移あり

田澤先生
はじめまして。
今年の8月に左胸に約5cm、リンパ節に2つの腫瘍が見つかってステージ2b、ルミナールBと診断されたものです(43歳)。

シンガポール在住で、信頼できる先生について2週間ほど前に抗がん剤治療を終えました。
結果、PET CT SCANではがんが光っておらず、見えなくくらいに小さくなっています。
1月初旬に手術を受けます。

実は、全摘か部分切除かで悩んでおり、先生のアドバイスをいただけないでしょうか。
おそらく部分切除も可能だとは思うのですが、主治医の先生は「これまで抗がん剤もやって大変な思いをしたのだから、全摘をして再発の可能性を下げるほうがいい」というアドバイスです。
自家組織による同時再建もすすめられています(別途腕が良く、お腹の脂肪だけをとって再建する形成外科の先生を紹介してもらいました)。
私は胸の温存への執着はなく、小さな子供がいるのでできるだけ長く生きることがプライオリティです。

以前「全摘をすると細胞が活発になることでがんが暴れる→再発する」と聞いたことがあり、気になっています。
部分切除と比べて、全摘をすることで、逆に再発したり、悪化したりといったことはあり得るのでしょうか?また、将来的に乳がんだけでなく、健康に悪い影響を及ぼすということはあるのでしょうか?
「できるだけ小さい手術」が今の傾向だと思いますが、単純に「手術時の体にかける負担が少ないから」「生存率は同じだから」ということでしょうか?
大変お忙しい中誠に恐れ入りますが、こういった情報はいろんな本やネットの記事を読んでも詳しくは出てこないため、先生にお伺いしたいと思いご連絡致しました。

何卒よろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「以前「全摘をすると細胞が活発になることでがんが暴れる→再発する」と聞いたことがあり、気になっています。」
→??
 誰がこんな「出鱈目」を言っているのでしょうか?
 全くの誤りです。

「部分切除と比べて、全摘をすることで、逆に再発したり、悪化したりといったことはあり得るのでしょうか?」
「また、将来的に乳がんだけでなく、健康に悪い影響を及ぼすということはあるのでしょうか?」

→ありません。

「できるだけ小さい手術」が今の傾向だと思いますが、単純に「手術時の体にかける負担が少ないから」「生存率は同じだから」ということでしょうか?」
→患者さんのニーズに応えるためです。

 患者さんが「胸にこだわらない」のであれば、治療側が「温存を無理強いする」理由がありません。



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