Site Overlay

乳がん検診で要精密検査

[管理番号:4245]
性別:女性
年齢:37歳
12月に行った乳がんの検診で要精密検査通知が1月○日にきました。
検査は技師による超音波検査です。
左上側乳腺腫瘤の疑い。
長径:9×短径:5.9×高さ:5.4(mm)
形状:不整 内部エコー:低 不均質
境界:粗ぞう
後方エコー:不変
毎年検診(超音波)は行っていますが今回は1年半あきました。
特にしこりなどの
自覚症状はありません。
乳腺外科に電話しましたが2月上旬しか予約がとれませんでした。
質問ですが超音波所見から考えられること。
やはり乳癌でしょうか?
2月上旬の病院受診で大丈夫かどうか?
よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
超音波は、そもそも(誰か他の人がやったものを判断するものではなく)『自分自身で超音波して判断するもの』です。(それをしない乳腺外科医が大多数となっていることに相当な危惧をいだいていますが…)
「径:9×短径:5.9×高さ:5.4(mm) 形状:不整 内部エコー:低 不均質 境界:粗ぞう」
⇒自分で実際に診ていない者を判断することは心苦しい限りですが…
 「形状不整、境界粗ぞう」という表現は「癌を疑う」所見とは言えます。
「2月上旬の病院受診で大丈夫かどうか?」
⇒問題ありません。
 「1カ月以内の受診」であれば、最短といえるでしょう。