乳がんの手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:6383]
性別:女性
年齢:44歳
葉状腫瘍と乳がんとは間違えることはないとの記載があったため相談させて頂きたいと思います。
3/(上旬)にKクリニックにて吸引組織診を実施し、
大きかったため結果に拘わらず全摘出とその場で診断
(のう胞内の液体が多かったためその際大量に液体が出た)
検査後、急激に増大し痛みも激しくなった。
○○記念クリニックの組織診断では乳がん
・吸引組織診:浸潤性乳管、トリプルネガティブ
術前画像診断:のう胞内癌(一部浸潤疑い)
3/(下旬)施術
>液体が大きい要因とのことなので、
液を排除してからであれば部分摘出できないかと質問したところ
浸潤の可能性があるため不可とのこと
4/(中旬)退院
4/(中旬)○○予防医学研究所による術後病理検査では悪性の葉状腫瘍
担当医から術前と術後の結果が乖離しているためセカンドオピニオンを勧められ、
かつそれが決まらないと診断書も発行できないと。
>協議の結果、病院側がコンサルとして再度○○記念クリニックへ摘出後の診断を依頼
5/(中旬):Kクリニックから依然連絡がなく結果がでる目処を聞くために電話(当初連絡をくれる話になっていたが待ちきれず)
○○記念クリニックでは判断が難しい稀なケースとのことで
○○へ回され、その際に追加の提出物(?)があったため遅くなっているとのこと。
私としてはKクリニックで最終的な判断を下してから患者に報告するものと思うのですが。
ものの言いようも担当医はご自信の意見を述べて下さいません。
容易に言えないこととはいえ、
だからって医師側からセカンドをとれと言われるとは思いもよりませんでした。
病理の間に入っているだけでのように感じましたが
そのようなものでしょうか?
乳がんとの判断が難しいようであればQOLを最重要として
がんだと言われても今後の治療は回避しようかと思います。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
率直に専門家として、まず指摘しなくてはならないのは、「嚢胞内腫瘍」なのにマンモトーム(もしくはバコラ?)をしていることです。
「液体が大量にでて」という状況からは、全摘せざるをえない状況となります。
本来、嚢胞内腫瘍であれば細胞診などの最低限の侵襲(とにかく壊さない事)で「診断よりも、その腫瘍をきれいに摘出すること」を第1に考えます。
「葉状腫瘍と乳がんとは間違えることはないとの記載」
⇒普通に考えれば
 病変全体で評価している「術後診断=悪性葉状腫瘍」の方が正しい様に思えます。
 ☆葉状腫瘍は間質細胞の増殖だから、悪性葉状腫瘍と診断したからには「間質細胞の密度が高く、細胞異型も強い」わけです。
 癌はあくまでも「上皮細胞の増殖と異型」なので、本質的に異なります。
 一つの解釈としては
  間質細胞と見間違えるものに「紡錘細胞がん」があります。
  吸引式組織診では、ごく一部の組織しか採取していなかったため「全体像が見えなかったため」そのような診断となった可能性があります。
  
 
 

 

質問者様から 【質問2 骨軟骨化生を伴う癌 について】

性別:女性
年齢:44歳
お世話になります。
以前、術前に乳がんの診断で全摘、
術後に悪性葉状腫瘍と診断され質問させていただきました。
再度がん研の診断により
最終的に術後1か月後に「骨軟骨化生を伴う癌」(トリプルネガティブⅢa)と診断されました。
クリニックでの治療方針は以下3件です。
・AC3週に1回x4コース
・パクリタキセル1週に1回x12コース
・放射線50Gyを25回
先生が別件で記載されている通り
 「抗癌剤は効くとは限らない」と思っていますが、
長期的な生存よりも今現在元気で過ごしている状況を少しでも維持したいと考えた場合
経験が豊富でいらっしゃる田澤先生は
これまた別件で記載されているように
上記の治療が「きちんとした治療(手術や薬物療法)」として
多少は有効と思われるのかご意見を頂けますでしょうか?
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
物事はシンプルに考えましょう。
トリプルネガティブでは(術後再発予防として)効果が期待できるのは「抗癌剤しかない」
だから、「抗癌剤をしなくてもいいですよ」という根拠は全くないのです。





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