[管理番号:824]
性別:女性
年齢:48歳
質問者様の以前の質問質問が新たな内容のため、別の管理番号としました。 |
いつもありがとうございます
先生のおかげで、自分なりに色々と理解する事ができました
手術の方向で考えてます
いつも質問ばかりで申し訳ありません
私の場合、3年の放置と嚢胞内の血と水の量、摘出した腫瘤の大きさ8.5cmから、乳房温存+放射線を行うにした場合、センチネルリンパ節生検は、行なった方がいいと思われますか?
それと先生の回答で、全摘=根治とありましたが、全摘を行なった場合、その後の遠隔転移の可能性はないのですか?
非浸潤癌として3年前から触れていたものも非浸潤癌ですか?
気持ちの整理はつきました、家族の為にも最善を選べたらと思ってます。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「生検で非浸潤癌」での追加治療ですね。
回答
「乳房温存+放射線を行うにした場合センチネルリンパ節生検は、行なった方がいいと思われますか?」
⇒不要です。
外科的生検で病変の殆どを切除して「非浸潤癌」との診断である場合「センチネルリンパ節は不要」となります。
「針生検で非浸潤癌の診断」の場合は「病変全体の評価で浸潤癌が見つかる可能性がある」ので「センチネルリンパ節生検は必須」ですが、質問者の場合には「非浸潤癌確定なので不要」となるのです。
「全摘を行なった場合、その後の遠隔転移の可能性はないのですか?」
⇒可能性はゼロです。
非浸潤癌は「乳管内に癌細胞が留まっている」ので乳腺を全摘出した時点で『根治となる』のです。
「非浸潤癌として3年前から触れていたものも非浸潤癌ですか?」
⇒その通りです。
質問者様の別の質問質問が新たな内容のため、別の管理番号としました。 |