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(外科的)生検で非浸潤癌の追加治療

[管理番号:824]
性別:女性
年齢:48歳

質問者様の以前の質問

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管理番号:614「(外科的)生検で非浸潤癌の追加治療」

 
 
いつもありがとうございます
先生のおかげで、自分なりに色々と理解する事ができました
手術の方向で考えてます
いつも質問ばかりで申し訳ありません
私の場合、3年の放置と嚢胞内の血と水の量、摘出した腫瘤の大きさ8.5cmから、乳房温存+放射線を行うにした場合、センチネルリンパ節生検は、行なった方がいいと思われますか?
それと先生の回答で、全摘=根治とありましたが、全摘を行なった場合、その後の遠隔転移の可能性はないのですか?
非浸潤癌として3年前から触れていたものも非浸潤癌ですか?
気持ちの整理はつきました、家族の為にも最善を選べたらと思ってます。
 

田澤先生からの回答

 こんにちは。田澤です。
 「生検で非浸潤癌」での追加治療ですね。

回答

「乳房温存+放射線を行うにした場合センチネルリンパ節生検は、行なった方がいいと思われますか?」
⇒不要です。
 外科的生検で病変の殆どを切除して「非浸潤癌」との診断である場合「センチネルリンパ節は不要」となります。
 「針生検で非浸潤癌の診断」の場合は「病変全体の評価で浸潤癌が見つかる可能性がある」ので「センチネルリンパ節生検は必須」ですが、質問者の場合には「非浸潤癌確定なので不要」となるのです。
 
「全摘を行なった場合、その後の遠隔転移の可能性はないのですか?」
⇒可能性はゼロです。
 非浸潤癌は「乳管内に癌細胞が留まっている」ので乳腺を全摘出した時点で『根治となる』のです。
 
「非浸潤癌として3年前から触れていたものも非浸潤癌ですか?」
⇒その通りです。
 
 

質問者様の別の質問

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管理番号:865「温存後の放射線」