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適応外診療を勧められて

[管理番号:6819]
術後の病理診断の疑問とステージについて
性別:女性
年齢:44歳
病名:乳がん
症状:

 
 

質問者様の別の質問

内容から新たな管理番号でタイトルを「適応外診療を勧められて」としました。

質問者様の別の質問は下記をクリックしてください。

管理番号:6230「術後の病理診断の疑問とステージについて

 
 

お世話になっております。
いつも読ませて
いただき参考にしております。

また質問をさせてください。

今年2月に左乳房の全摘手術を受け先日約6カ月の抗がん剤治療が終了しました。
今後、放射線治療を受けるのですが、先日主治医から妻に放射線治療後の治療の説明がありました。
主治医は妻に「現状、ホルモン療法とするか飲む抗がん剤(ゼロータまたはTS-1)にするか迷っている。
どの方向にするか自分でも考えておいて。」との話をされたとの事でした。
この話を妻より聴いて疑問に感じたのは標準治療後にさらに抗がん剤治療をするのか?という事です。

ここを読ませていただいた中でこの場合の治療方針としてゼロータ等は適応外なのではないかと感じています。
またトリプルネガティブはホルモン剤の効果は低いとも感じています。

主治医は妻に対し万全な治療を施していこうと考えているようで非常に信頼しているのですが、私個人としてはトリプルネガティブ乳がんの標準治療後は定期通院(採血やエコーを含む)のみと考えているのですが、先生の見解はどうでしょうか?
申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

全く、とんでもない。
最近のQandAでは「主治医から適応外診療(術後のゼローダ)を勧められている」というのが急増しています。(最近の江戸川へのセカンドオピニオンでもあったので「適応外」です。と主治医へ注意しました)

これは『今週のコラム 136回目 決して適応外診療を勧めることはありません。今回のガイドラインの記載には正直、迷惑であり驚いています』で記載したように、乳がん学会がガイドラインに「馬鹿な記載」をしたために生じた現象だといえます。
術後補助療法としてゼローダを勧める医師の中には(適応外診療であることを承知なのに、知らぬふりをして行う)医師と、(そもそも適応症を知らずに「ガイドラインにあるから」的に行う)医師がいることでしょう。

「主治医は妻に「現状、ホルモン療法とするか飲む抗がん剤(ゼロータまたはTS-1)にするか迷っている。」
→何たる!!

 この主治医は、患者さんに「適応外診療」であることを伝えているのか??(それとも、その医師にその認識がないのか??)
 本来、その治療をするのであれば(当然、適応外診療だから)「自費診療」としなくてはいけません。

 そうすると「混合診療は法的に認められていない」ので、ゼローダだけでなく全ての診療(検査も含む)を自費診療(いきなり10割となります)としなくてはならないのです。
 ★もしも、その話をしていないとしたら…
   保険を通すためには「骨転移」などの病名を(こっそりと)つけているのでしょう。

「この場合の治療方針としてゼロータ等は適応外なのではないかと感じています。」
→その通り。
 100%正しい認識です。

「私個人としてはトリプルネガティブ乳がんの標準治療後は定期通院(採血やエコーを含む)のみと考えているのですが、先生の見解はどうでしょうか?」
→その通り。
 私は『絶対に』保険外診療は勧めないし、行いません。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

乳がんの卵巣及び骨転移
性別:女性
年齢:47
病名:乳がん
症状:
投稿日:2020年12月4日

度々拝見させていただいております。
妻が2年半前に乳がんと診断され以降、手術(左乳房全摘)、抗がん剤、放射線を行い現在までホルモン剤を毎日服用し3ヶ月に一度の定期検診を受診していましたが、11月末に乳がんの卵巣、リンパ及び骨転移と診断されました。
経緯としては今年3月の検診で「血液検査は異常ないものの卵巣が少し腫れている」といわれました。

ただその際は「年齢的なもの」と言われ、そのまま定期的に検診を受けていましたが、10月末に小便が急に出なくなり泌尿器科を受診したところ「急性腎不全、水腎症」と診断され急遽ステントを入れる手術を実施しました。
その際CTをしたところ、「リンパに瘤のようなものがありこれが尿管を閉塞させて小便が出なくなったと思われる。」と言われ「乳がん由来と考えるのが普通。
乳がんの主治医によく診てもらったほうが良い。」と言われました。
退院後そのまま乳がんの主治医のもとに伺い血液検査、造影CTを行ったところ「特に異常が見られないが血液検査でCA19-9が異常値を示してるので、
MRIを撮る」と言われ撮影後の診断で「乳がんの卵巣転移、リンパ、骨転移」と言われました。
さっそく抗がん剤(ウィークリーパクリタキセル、アバスチン)を実施する運びとなりました。
妻も自覚症状も小便が出なかった以外ほとんどなく私も今だに信じられません。
再発や転移とはこんなものなのでしょうか。
主治医の方針に従うべきとは思っていますがきちんと検診や薬の服用を続けていたにも関わらずこのような結果となってしまいました。
個人的には田澤先生の下に受診させたい気持ちもあるのですが、現在地方在住のため厳しい状況です。
主治医は「薬でコントロールして癌と共存する」等と言ってくれてますが、私は前向きに根治を目指したいと考えています。
どうか先生の御意見を賜れば幸いです。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは田澤です。

状況証拠から乳癌の転移と判断しているのでしょうか?(画像だけで)
ただ乳癌のマーカーが正常で「CA19-9が高値」であれば「原発性卵巣癌の可能性」は考えなくてはいけないとは思います。
婦人科医にコンサルトしていますか?

ご参考に。



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