[管理番号:8664]
性別:女性
年齢:51歳
病名:乳がん 子宮筋腫
症状:
投稿日:2020年6月20日
田澤先生、いつもありがとうございます。
乳がんプラザを読ませて頂くことを日課にしています。
昨年5月に右胸の温存手術を受けました。
ステージ1、ルミナールAでタモキシフェンを服用しています。
手術前に行ったCT検査で子宮筋腫が見つかりました。
タモキシフェンの服用が始まってからは、周期に少しの乱れはあったものの毎月きていた生理が止まっています。
先日、婦人科を受診した時に、1年間生理がきていないので、閉経ですと言われ、子宮筋腫の経過観察は終了になりました。
その際に、子宮内膜にポリープが見つかり切除しました。
タモキシフェンの影響でポリープができやすいですと言われました。
ですが、後から、子宮筋腫で初めて婦人科を受診した時にも、ポリープがあり切除したことを思い出しました。
と言うことは、タモキシフェンを服用する前からも、できていたことになり、自分は元々ポリープができやすい体質なのかと不安になりました。
そこで田澤先生に質問させて頂きたいのですが、私のような子宮の状態でも、このままタモキシフェンの服用を続けていてよいのでしょうか?
それとも閉経したということで、早くアロマターゼ阻害薬に変更した方がよいのでしょうか?
ご回答頂けましたら幸いです。
よろしくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「そこで田澤先生に質問させて頂きたいのですが、私のような子宮の状態でも、このままタモキシフェンの服用を続けていてよいのでしょうか?」
⇒大丈夫です。
「それとも閉経したということで、早くアロマターゼ阻害薬に変更した方がよいのでしょうか?」
⇒急がない方がいいです。
(アロマターゼ阻害剤へ)急ぎ過ぎると「生理が再開」してしまい、それは良くないのです。
最終月経から1年半以上経ってから「採血E2」を測定してから、「ゆっくり」変更しましょう。