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タモキシフェン以外の薬について

[管理番号:8218]
性別:女性
年齢:46歳 閉経前
病名:乳がん 子宮頚がん 脂肪肝
症状:

ルミナールA
ステージ2a

9月上旬 右全摘
9月末 タモキシフェン+リュープリン(3カ月ごと)開始
1月上旬 子宮頚がん初期発見
術前検査で薬剤性脂肪肝とわかり、タモキシフェンを中止することになりました。

乳腺科の担当医は、子宮頚がんの手術をするならついでに卵巣も取れば閉経後の薬がつかえる、と言います。

(閉経前はタモキシフェン以外の薬はないといったニュアンス)
婦人科の担当医は、もともと初期の子宮頚がんだからついでにという手術ではない、子宮頚がんの手術で卵巣を取るということは保険適応外、
子宮も卵巣も取るとなれば保険はきく、子宮体癌 卵巣癌のリスクを考えたら、その選択もなくはない、と言います。

質問1
閉経前は、タモキシフェン以外の薬はないのでしょうか?

質問2
もし薬がないのであれば、乳がん再発防止のために卵巣子宮全摘すると
いうのは少々行き過ぎた考えでしょうか?

短い期間で立て続けに問題が起き、戸惑っております。

どうかアドバイスをよろしくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「子宮体癌 卵巣癌のリスクを考えたら、その選択もなくはない、と言います。」
→婦人科医のコメントには飛躍があるようです。

 まるで「子宮体癌や卵巣がんのリスクが高い」と言っているように聞こえますが…

 実際には
  卵巣がんのリスクはBRACAnalysisしていないのだから、「リスクが高い」という根拠がない。
  子宮体癌のリスクはタモキシフェンを休薬した以上、殆どありません。

「質問1
閉経前は、タモキシフェン以外の薬はないのでしょうか?」

→その通り。

「質問2
もし薬がないのであれば、乳がん再発防止のために卵巣子宮全摘するというのは少々行き過ぎた考えでしょうか?」

→行き過ぎです。(通常は推奨されません)

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

ホルモン療法
性別:女性
年齢:46歳 閉経前
病名:乳がん 子宮頚がん 肝脂肪
症状:
投稿日:2020年2月12日

以前質問に回答いただきありがとうございました。

無事に子宮頚がんの手術が終わりました。

子宮卵巣は残しました。

タモキシフェンをやめてから、肝臓の数値がゆるやかですが下が
ってきましたが、本当にタモキシフェンを飲まなくて大丈夫なのか心配でたまりません。

タモキシフェンは乳がん再発防止にとても効果があると書いてありました。
そんな立派な薬を飲めないなんて、もう再発のことしか頭にありません。

でも飲めば肝障害になり、肝硬変から肝臓癌へと発展していく、と言われました。

乳がん再発するか、肝臓癌になるか、究極の選択をせまられた気持ちです。

今は、リュープリンを3ヶ月に1本打って、現在までに2本打ちました。
そのため生理はありません。
リュープリンだけの治療となっております。

閉経後の抗エストロゲン薬を使用することは出来ないのでしょうか?

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

術後補助療法とは「あくまでも」日常生活に支障をきたさない範囲内で行うべきものです。
「再発が怖いから(お気持ちは解りますが…)」という理由で、他の臓器(この場合は肝)に支障をきたすのでは「本末転倒」なのです。
 ☆この点が再発治療とは異なるところ(再発治療の場合には、「副作用より治療を優先せざるを得ない」ことはある程度許容される)

「閉経後の抗エストロゲン薬を使用することは出来ないのでしょうか?」
→できません。
 薬剤には「きちんと」適応があるのです。(それを勝手に破ったら「無法地帯」となってしまいます。保険医療である以上、「法には従う」それは当然なのです)

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