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[管理番号:1889]
性別:女性
年齢:54歳
お世話になっております。
本日は私と同い年、乳がんでは先輩になります友人のことで質問させてください。
彼女は全摘手術、抗がん剤、ホルモン治療を5年間終え、普通の生活に戻っています。
田澤先生によると、ホルモン治療は今後、10年になるというお話があったと思います。
彼女のような場合、今後、10年治療となったときは、あと5年追加することになりますか?
よろしくお願いいたします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
ホルモン療法の至適投与期間にかんしては、「完全には固まっていません」
それは「安全性」と「効果」のバランスが必要だからです。
現時点ではタモキシフェンの5年投与よりも10年投与が優れている。ということです。
それ以外の期間については「明らかなエビデンスは無い」状態です。
St. Gallen 2015での結果からは
 タモキシフェン⇒(閉経後のホルモン療法である)「AI:アロマターゼインヒビター」へスイッチして「5年間経過した後のホルモン療法」は、「AIとして5年間まで継続」とする意見が「過半数」を占めています。
 AIだけで5年投与した場合のその後は「それで終了」と「そのままAIを3年から5年継続」がほぼ同数でした。
 
これらを踏まえて回答すると
「田澤先生によると、ホルモン治療は今後、10年になるというお話があった」
⇒これは、あくまで「タモキシフェン」の話です。
 ただ、「タモキシフェン10年」を全ての方に勧める訳ではなく(明確な基準はありませんが)有る程度のハイリスクが対象となります。(現時点では9
 
「彼女のような場合、今後、10年治療となったときは、あと5年追加することになりますか?」
⇒今まで内服してきた薬剤によります。
 「タモキシフェン5年」であれば(現時点で閉経前ならば)「タモキシフェンを更に5年」となりますし、
 「タモキシフェン5年」で(現時点で閉経後ならば)「AIに変更して5年」の方がいいでしょう。
 「タモキシフェン⇒AIへスイッチしてトータル5年」ならば「AIとして5年になるまで」となります。
 「AIで5年(年齢的には可能性は低そうですが)」ならば、(長期投与の安全性が担保されていない以上)「終了」となります。
 
 
 現時点で「閉経前」か「閉経後」によります。





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