[管理番号:318]
性別:女性
年齢:39歳
昨年4月に出産したのですが、妊娠中から右胸のしこりが気になっていたので伝えていたのですが、「産後じゃないと分からないよ!」と言われてそのままでした。
その後お産でバタバタし最近右のおっぱいを飲んでくれなくなり左右の大きさも変わり、右胸だけとても固くなってきました。
そして痛みも出てきました。
でもおっぱいが張ってるせいだろうと思っていました。
先日健康診断で再検査となり行った所、マンモと超音波の検査をしました。
超音波の画像を見せられて先生から「とても悪い顔つきでリンパの方にもちょっと」と言われました。
瞬間全身に行くガンだ!と思い頭が真っ白になりました。
「死ぬんですね?死ぬんですね?」と取り乱し聞いてしまいました、先生は少し黙ると「それは何とも言えません」とおっしゃいました。
4歳と1歳になったばかりの娘がいます。
今日これからCTなど検査に行きますが、ハッキリと言われるのが怖くて怖くて狂いそうです。
子供二人残して逝けません……
「悪い顔つき」と調べると悪性の亡くなる方ばかりです。
涙が止まりません。
これから検査へ行きますが結果をお伝えし続けても宜しいでしょうか?
色々調べてばかりですが、先生のお言葉が一番頼りになっています。
どうか宜しくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
まだ状況は解らないですが、宜しければ「これから行われる検査結果について」今後も相談にのらせてください。
回答
『超音波の画像を見せられて先生から「とても悪い顔つきで」。』
⇒(超音波所見での)「とても悪い顔つき」というのが何を指しているのか判然としません。
ただ(単純に)「明らかに癌の所見(良性は考えられない)」という意味のように思えます。
通常(癌の)「悪い顔つき」とはあくまでも「組織診を行い、顕微鏡的に、癌細胞の核グレード(大人しい順から1、2、3に分類される)」をいいます。
【参考までに】 「癌の顔つき」として私が患者さんに用いる場合は、「針生検の病理レポートで核グレードは1です。核グレードは1~3まであって、その内の1ですから、癌細胞の顔つきがいい(大人しい)タイプです」のように使います。 ※「超音波画像」で「とても悪い顔つき」という表現は「癌にしか見えない(良性ではない)」に過ぎないと思います。 |
『「リンパの方にもちょっと」と言われました』
⇒リンパ節転移の疑いは高そうです。
ただ、その程度が不明です。
『「悪い顔つき」と調べると悪性の亡くなる方ばかりです。』
⇒これは、かなりの誤解があります。
私は(受診患者さんに、よく言うのですが)インターネットで公開している人は「再発したけど、前向きに頑張る」というような方が多く、決して「平均的な乳癌術後患者さん」では無いのです。
乳癌は(再発する場合もありますが)大部分の方は「再発せずに」術後療法⇒定期フォローを終えて、根治します。(ただ乳癌は大人しいので何年たっても根治と判断するのは困難ですが…)
ただ、そのような「術後再発しないで、平凡にしている人」はわざわざブログで「術後、再発無く元気にしてます」みたいなメッセージは出さないことが多いのです。
「腫瘤径3.8cm」「リンパ節転移の疑い有り」だけでは、それほど深刻な状況とは私には思えません。
今後重要になるのは「サブタイプ」であり、「フットワークの良い」診断⇒治療の流れです。
私が思う事
現状では「乳癌はほぼ確定」であり、「リンパ節転移もありそう」ですが、そこまでしか解っていません。
本日CTのようですが、結果を是非教えてください。「遠隔転移などの所見がなければ(無いと思いますが…)」十分根治へむけた治療ができます。
「針生検」してますか?
とにかく「針生検」は早めにしてもらってください。
「針生検によりサブタイプ(腫瘍の性格)や核グレードなども判明」します。
◎今の段階では状況が不明ですが、私が知りたいのは、以下の内容です(担当医にいつか確認してください)
- エコーでの「悪い顔つき」とは「どういう意味」か?(単に、癌に違いない。という意味なのか確認してください)
- CTやエコーでのリンパ節(転移)の状況は「N1なのか、N2なのか?(これはリンパ節転移の程度です)」これは結構重要です。
- 針生検はいつするのか?(できるだけ早くやってもらってください。※細胞診などという無駄な検査は省いてもらって、最初から針生検をしてもらってください。
- 「手術先行が可能な状態」なのか、どうか?(皮膚に広範な浮腫や発赤などがあると、術前化学療法が必要となります。)
※腫瘍がどんなに大きくても「皮膚所見が広範囲でなければ」手術先行が可能となります。
★是非、私を第2の主治医と思って「検査結果」をこれからも聞かせてください。
質問者様から
【質問2 検査へ行って来ました。】
今日は転移しているかと針を刺して?細胞検査でした。
針は同じ傷から5本脇の下に1本と計6本です。
こんなに沢山刺すのですか?末期だからですか?もう震えが止まりません。
今週金曜に治療法が聞かされます、肝臓にも影と言われました。
全身に回るガンなんですね?
4才と1才の子を思うと頭が狂いそうです。
すぐに死んでしまうのでしょうか?
不安と恐怖でもうどうしていいか分かりません。
先生何でもいいので何かお言葉を下さい。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
「判明していない事が多く」大変不安な気持ちが伝わってきます。
ただ、「解ってみると意外と大した意味がない」ような事もあるので、まずは「状況の理解」に務める必要があります。
そのための協力をしますので、気をしっかり持ってください。
回答
「針は同じ傷から5本脇の下に1本と計6本です。こんなに沢山刺すのですか?末期だからですか?」
⇒通常行われる検査であり、「末期」とは全く関係ありません。
- 「腫瘍に対して」⇒組織診である「針生検」は(局所麻酔後)4~5本採取します。(私が良く行う「超音波ガイド下マンモトーム生検」では通常8本採取しています)※組織量は多いほど診断精度が高くなるのです。
- 「リンパ節に対して」⇒これは(麻酔しないで行う)「細胞診」だと思います。 「リンパ節転移があるか、ないか?術前に確実に診断するための目的」です。
「肝臓にも影と言われました。全身に回るガンなんですね?」
⇒(CT検査結果での所見だと思いますが)確認が必要です(大事なところです)
CTは造影でしょうか?
肝にできる腫瘍として頻度の高い物から挙げます。
- 嚢胞…ただの「水の貯まった」袋です。
- 血管腫…造影検査をすると鑑別がつきます(良性腫瘍であり、コレ自体は治療の対象にはなりません)
- (肝)転移
- (原発性)肝癌
造影CTでも鑑別が付かない場合にはMRI(リゾビスト造影)が有効です。
◎「肝にカゲ」というのは大変気になるコメントです。
是非、上記内容を踏まえた上で、「担当医に確認」が必要です。
★結果は是非、今後も教えてください。
質問者様から
【質問3 検査結果と治療法を聞いてきました。】
先生御回答ありがとうございます。
本当に分かりやすく心強く思います。
検査から帰ってから回答があることが分かったので、言われた事が聞けませんでした……
CTは造影剤でした。
若い女医から年配の先生に決まり、説明はこうでした「乳ガンです、悪性です、リンパにも転移してます、化学療法の治療になります、3ヶ月~半年で2種類の薬を使います」まとめるとこうでした……
過呼吸でパニック気味だったので、少し変わってるかもしれませんが…3週間に1度のペースで抗がん剤治療をするそうです。①(TC×4~6回)②FEC×3~4回と書いてあります。
そして、一番気になっていた肝臓の事に1度も触れられませんでした…
怖くて聞けなかったのですが、触れないと言うことは影はガンでは無かったのでしょうか…
5月1日から抗がん剤治療が始まります。その時に聞いてみようと思っています。
とにかく治療が決まったので少しホッとしております、現在も痛みもあり、乳房もへこむというか、引っ張られてるような目で分かるようになってきたので、見るたびに過呼吸になります…怖くて怖くて仕方ありませんが、子供と一緒に居れる事だけを願い頑張りたいと思います。
ステージなども言われていないのですが、わざわざ聞くものなのでしょうか?
怖くて診察室に入ると過呼吸になり自分の弱さに参ってしまいます。
田澤先生から 【回答3】
おはようございます。田澤です。
私が『このメール内容を読む限り』かなり問題のある診療だと思います。
「若い女医⇒年配の担当医」という記載からは、「どこかの大病院」なのかもしれません。
私の意見
- (本来、患者さんに治療方針の話をする際に絶対に必要な)説明が、「あまりにも足りない」
腫瘍径
リンパ節転移の程度(所謂N1, N2)
ステージ
CTで「肝臓にカゲがある」といっておきながら「肝転移なのかについての説明がない」 - (本人の希望も聞かずに)いきなり術前化学療法の話をしている。
「あなたの場合には、○○だから、術前化学療法をお勧めします」という『何故術前化学療法なのか。全く理由が話されていない』
本来なら、「術前化学療法の絶対的適応」は「腫瘍を小さくして温存をする」という目的だけです。(あとは、そのままでは手術が不可能なほど進行している場合となります)
「3.6cmの腫瘍」で「リンパ節転移陽性」だけでは、当然「手術先行」の選択肢もある筈です。
★「何の説明もなし」で「術前化学療法」の話だけして、それを「当然のように押しつけている」ように見えます。
「現在も痛みもあり、乳房もへこむというか、引っ張られてるような目で分かるようになってきたので、見るたびに過呼吸になります」
⇒この状況では、(私であれば)「一刻も早く、手術で取ってあげたい」と思いますが。
回答
「ステージなども言われていないのですが、わざわざ聞くものなのでしょうか?」
⇒(私の意見でも述べましたが)
是非、明らかにしてもらってください。
必要なことは(本来、担当医が言われる前に、説明すべきものですが)
- 『現状』 腫瘍径、リンパ節転移の程度、肝について、(これらを聞くと、自ずから)ステージが解ります。
- 『治療方針』 何故、術前化学療法(化学療法先行)なのか? 「手術先行」という選択肢は無いのか?
◎本来の医療は、『全て情報を明らかにして』きちんとした説明のもと『治療方針を明らかとし』(患者さんの希望を聞いた上で)『治療を決定する』
※決して「何も説明されないまま、『言われるままに治療をする』のは良くない」と思います。(現実を直視するためにも)
質問者様から
【質問4 先生の回答を見て。】
今、先生の回答を拝見させて頂きました。
怖くて怖くて震えが止まりません…
私の不安と的中していて…
今日もその不安からメールを送ろうと思っていた所の回答だったので。
一刻も早く確かめたい、しかし怖い。
もし、後者だったら…
もし、前者ならば私の症状であり得るのでしょうか?温存なんて……
田澤先生から 【回答4】
こんにちは。田澤です。
「一刻も早く確かめたい、しかし怖い。もし、後者だったら… もし、前者ならば私の症状であり得るのでしょうか?温存なんて……」
⇒この後者と前者とは(以前の回答の文章の中で)
後者『そのままでは手術が不可能なほど進行している場合』と前者『腫瘍を小さくして温存をする』という事を指しているのだと思います。
3.6cmという大きさからすると、『小さくすれば温存は可能』ということはあり得ると思います。
◎是非、次の診察時にまさに『そのあたりのこと』を聞いてください。
化学療法をするには、「きちんとした理由」を説明する必要が当然あるのです。
質問者様から
【質問5 昨日朝一で病院へ行って聞いてきました。】
先生いつも御回答ありがとうございます。
いてもたってもいられなく、病院へ行って来ました。私の行ってる病院は○○県○○市○○病院 ○○先生です。
私が過呼吸になったりするので、ズバリは言わないようですが……
- 病名
乳癌(浸潤性乳管癌 充実腺管癌) - 病気の段階
大きさ 3㎝
腋窩リンパ節転移(+)
遠隔転移 (肝臓?)
第ⅡB期 - サブタイプ ルミナルB
ER(+)PgR(-)HER2(-)Ki-67(48)% - 治療の選択と順番
①薬 ホルモン剤+抗がん剤
②手術
③放射線治療 - 手術法
(全身麻酔での乳癌根治術)
(乳房温存術、乳房切除術)
(腋窩郭清術)
(乳房形成術)
となっています。
一番気になる肝臓がはっきりと分からないと。はっきりさせる方法があるけど、どうしますか?と聞かれやはりやめて帰って来てしまいました。
だから(?)と書いてありました。
明後日の朝から抗がん剤が始まります。
セカンドピにオンで先生の所へ飛んで行きたい!と何度も思いましたが、子供と離れるのが恐ろしく諦めてしまいました。
一刻も早く治療して欲しい!今はそればかりです。
田澤先生から 【回答5】
おはようございます。田澤です。
まず内容をみて
- 「一安心」なのは「腫瘍が3cm」でステージがⅡBとなっているので「リンパ節転移はそれ程大したものではない(N1)」だと言う事がわかりました。
- ルミナールBタイプだから、「化学療法先行」という点がやや『問題があります』
ルミナールBであっても「手術先行で術後化学療法でも何ら問題はない」訳であり、『その選択肢』の提示がなされていないようです。
※もちろんご本人が「術前化学療法をして『小さくして温存』をご希望されている」のなら、それでいいのですが…
⇒抗癌剤が効かないようなら、「早めに手術へ移行」する可能性があります。
「一番気になる肝臓がはっきりと分からないと。はっきりさせる方法があるけど、どうしますか?」
⇒タイミングを見て「造影MRI」で是非確認してください。
「明後日の朝から抗がん剤が始まります」
⇒「術前化学療法をして温存を狙う」のであれば、正しい治療ですが、「もし、そうでなければ」手術先行(この場合には乳房切除となりそうですが)の選択肢があることだけは知っておいてください。
もちろん抗癌剤は「途中で辞めてもいい」のです。
質問者様から
【質問6 5/1より抗がん剤治療始まりました。】
こんにちは。
5/1より抗がん剤治療始まりました。
今ちょうど副作用が強く出ております…まだ1度目なのでこの程度で弱音は吐けませんが…
抗がん剤治療というより、4月の半ばに告知されてからの精神状態の方が不安定で、常に泣いております。
治療中というのにこの期に及んで再発や余命、娘達の事ばかり考える日々です…
(浸潤性乳管癌 充実腺管癌)
(3㎝ 腋窩リンパ節転移)
(肝臓?) (第ⅡB期)
この様な状態で、どれ程生きれるのでしょうか?
先生…私は弱い人間ですね…皆さん頑張ってるというのに。
田澤先生から 【回答6】
こんにちは。田澤です。
「術前化学療法」が始まったのですね。
不安な気持ちが解ります。
「術前化学療法の選択が本当に正しいのか?」
考えさせられます。
回答
「(浸潤性乳管癌 充実腺管癌)(3㎝ 腋窩リンパ節転移)(肝臓?) (第ⅡB期)」
⇒まだ「肝についリゾビスト造影などのMRIを行っていない」ようですが、「行う予定はあるのでしょうか?」
◎私の経験では質問者のように「cT2(3cm), cN1, cStageⅡB」の方で肝転移があるとは到底思えません。
是非、造影MRI検査を行うべきです。
「この様な状態で、どれ程生きれるのでしょうか?」
⇒根治の可能性も十分あります。
全く悲観する状況ではありません。
◎このメール内容からすると、やはり(根拠のない、または薄い)術前化学療法が良くないのだと思います。
私からみれば、「普通の乳癌」であり、3cmの大きさならば「そのまま温存術も可能」でしょう。
手術したうえで、術後に「ホルモン療法」は間違いなく必要です。(放射線もした方がいいでしょう)
ただ、「化学療法は本当に必要なのか?」疑問があります。
それは術後に「癌組織全体の評価」をすればいいのです。
★術前に化学療法をすることで、患者さんに「私は、特別悪い状況ではないか?」と思わせるのは避けるべきだと思います。(そんなことは全くありません)
質問者様から
【質問7 髪が抜け始めました。】
先生いつもありがとうございます。
最近は質問ではないのに丁寧にありがとうございます。
先生の言葉を何度も繰り返し見て元気を出そうとしています。
手はパンパンに腫れて、かゆみも凄く、皮もむけてきてボロボロです。
昨日から髪も抜け始めました。
充実腺管癌とは、ハチャメチャな細胞で勝手気ままに飛んで行ってとても危険なのですよね?
化学療法が先でも、変わりないと聞きましたが…もぅこんな状態で後戻り出来ない、したくない気持ちです。
先生のおっしゃる通り、言われるがままの治療に少し不安もありますが、頑張る事しか出来ない状態です…。
田澤先生から 【回答7】
おはようございます。田澤です。
「髪が抜け始めた」とあるので「化学療法開始から2週間程度」でしょうか?
記載はありませんが、「食欲不振や吐き気などは大丈夫」なのでしょうか?
「充実腺管癌とは、ハチャメチャな細胞で勝手気ままに飛んで行ってとても危険なのですよね?」
⇒肉眼的「組織型」はあまり気にする必要はありません。
『ER陽性』『HER2陰性』で『Ki67 48%』ならば、「比較的おとなしい」と言えます。
「化学療法が先でも、変わりないと聞きましたが…もぅこんな状態で後戻り出来ない、したくない気持ちです」
⇒「化学療法先行」の一番の問題点は「手術までに、(化学療法の副作用による)精神的に疲れきってします」ことです。
化学療法先行を(結果として)選んだ以上、「気持ちをしっかり持って」手術をゴールとして頑張ってください。
『化学療法さえ終われば、その後の手術や放射線、ホルモン療法など、全てが全く天国のように見える筈』です。
質問者様から 【質問8 目標持って頑張ります!!】
先生の回答を見て号泣です…。
ありがとうございます!先生の言葉を御守りに化学療法頑張りたいと思います!
とてもスッキリした気持ちになりました!
この後の手術等々の不安など何のそのです!
心の曇りも取れた様です!
無駄な時間を過ごしていました。これからはしっかり前を向いて治療に専念したいと思います!
ここまで連れて来て下さって本当にありがとうございました!!
田澤先生から 【回答8】
こんにちは。田澤です。
「大変前向きな」メールありがとうございます。
「最初の精神状態」が「病気を正しく理解していく事で」前向きに頑張っていく姿をとてもうれしく思います。
「永遠と続く治療ではない」のです。
元通りの生活を取り戻すよう、頑張ってください。
質問者様から 【質問9 再検査の結果】
お久し振りです!
TCが終わり次のFECへ移る前に再検査がありました。
結果胸のガンはほとんど分からないくらい消えたそうです!でも、気になっていた肝臓はやはり転移でした…ステージ変わりますよね?
先生は取っちゃえば大丈夫だから!って感じで、私の気持ちとは裏腹に軽いです。
先生の事はとっても信頼してますし、お顔を見るとホッとします。でも、いつも説明が少なく不安でなりません、質問しても不安になるような事は一切言いません。
先生、今後私はどうなっていくのでしょうか?
他にも転移していくのですか?
ステージⅡだと思って少し安心していたので、また告知された時と同じ心境になってしまいました。
田澤先生から 【回答9】
こんにちは。田澤です。
私には、どうしても「肝転移」が信じがたいです。
造影MRI検査なのでしょうか?
もしも「肝転移」なのだとしたら「TC療法で原発巣(胸の癌)が殆ど消えた」のであれば、その「肝転移も相当変化がある筈(消えるなど)」ですが…
○申し訳ありませんが、今回のコメントだけでは「俄かには肝転移」とは信じられません。
診断根拠について教えてもらえますか?
質問者様から 【質問10 朝から病院へ行ってきました。】
不安で不安で朝から病院へ行ってきました。旦那にも休んでもらい、先生に時間をとってもらいました。
一昨日15日に検査へ行ったばかりです。
朝からマンモ、造影MRI、エコーの順でした。胸のガンはほとんど分からないくらい無くなっていて、リンパも小さくなり肝臓も小さくなっていました。
私はステージ4イコール末期と思い、またネットで色々調べて不安になりました。そして今日病院へ行きました。
先生はステージ4イコール末期ではない。と言うこと、死亡率は100%ではない。と言うこと等々話してくれました。
肝臓のガンがいくつかあれば無理だけど、1つだから手術でも取れるし、放射線でも焼ける。
ガイドラインから外れるけど、肝臓を放射線で焼くそうです、そして無くなればまたステージが戻る(ステージⅡへ)とおっしゃっていました。
私もそんな話あるの?と思いながら聞いていましたが、気持ちは落ち着き納得して帰って来ました。
田澤先生から 【回答10】
こんにちは。田澤です。
肝は「造影MRI」をしているのですね。
抗がん剤で(乳がんと同じように)「小さくなっている=抗がん剤が効いている」となると事実のようです。
「放射線」は可能です。その場合は「トモセラピー」などの定位照射となるでしょう。
担当医を信頼して「治療頑張ってください」