[管理番号:3114]
性別:女性
年齢:49歳
田澤先生、はじめまして。
いつも拝見しており参考にさせていただいております。
本日はよろしくお願い致します。
4月末に右胸 乳頭・乳輪温存 皮下乳腺全摘 シリコンで同時再建の手術を無事すませた者です。
病理診断の結果としては
粘液癌 腫瘍の大きさ 1.1×0.8 1.6×0.7
ステ-ジ1
グレ-ド2
ルミナ-ルA リンパ節 転移なし
Ki67 一部20%との説明(当院では20%が標準値との説明)
との結果がでました。
しかし、追加の説明がありました。
①乳頭下に異形細胞が見つかったこと。
②乳房内のリンパ管内の乳がんが見つかったこと。
今後の治療としては、ノルバデックス 5年服用ということでした。
また、上記 ①②のことがある為、放射線治療の追加も一つの選択としてあるという説明を受けました。
今後、異形細胞が癌になる可能性は約
10%→放射線治療後は、これが約三分の一になるとの説明を受けました。
また、同時再建しておりますが、放射線治療は可能とのこと。
副作用としては再建した胸が委縮したり形が変わることもあると説明を受けております。
上記をふまえ、放射線治療を受けるべきか、ホルモン剤の服用のみで治療するか、大変悩んでおります。
お忙しいところ申し訳ございませんが、先生のご意見を伺わせて下さい。
どうぞよろしくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「①乳頭下に異形細胞が見つかったこと。
②乳房内のリンパ管内の乳がんが見つかったこと」
「上記をふまえ、放射線治療を受けるべきか、ホルモン剤の服用のみで治療するか、大変悩んでおります」
⇒②は「乳腺を全摘している」から無関係ですが、①を考えると「放射線照射すべき」と思います。