[管理番号:7618]
性別:女性
年齢:47歳
病名:右側乳ガン 腫瘍(23×18×12㎜) 脇のリンパ節2ヶ所(19㎜と14㎜) ステージ2 ER+ HER2- 核グレード3 ki67不明
症状:
田澤先生初めまして。
よろしくお願い致します。
乳ガンのことを調べていくうちに乳ガンプラザにたどり着き読ませて頂いてます。
現在術前抗がん剤中です。
核グレード3で高リスクだから標準治療は術前抗がん剤パクリタキセル×12週
EC×12週→手術→放射線→ホルモン治療
とお話があり今現在パクリタキセル11週
まで終わっています。
エコー検査は田澤先生のように3週に一度確認はしないようで心配になりお願いしして頂きました。
半分くらいまで小さくなっていたので確認してもらいながらEC療法も頑張ろうと思います。
そして質問です。
私は15年前から趣味でバドミントンを週3~4回練習の場に行き時々試合にも出たりとずっと続けてきたのですが、今回利き手の右側の手術をすることで術後バドミントンが出来るようになるのでしょうか?
乳ガンとわかったときは絶対に無理と思い諦めるしかないと思っていたのですが、田澤先生のコラムを読んでいるともしかしたら出来るようになるのかもと思うようになり質問させて頂きました。
宜しくお願いします。
私の手術をする先生とは最初にお会いしたきりでなかなか会うことがないので不安なのもあり抗がん剤の診察は女性の医師が担当してくれています。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「核グレード3で高リスクだから標準治療は術前抗がん剤」
⇒?
術前抗がん剤を勧める理由になっていません。(患者さん自身が納得すれば、やって悪いという事はありませんが)
「今回利き手の右側の手術をすることで術後バドミントンが出来るようになるのでしょうか?」
⇒腕の可動域に重要なのは、早期から動かす事(関節拘縮させないため)
ドレーンを入れると、その点が心配です。
質問者様から 【結果2 】
術後の経過とお礼
性別:女性
年齢:48歳
病名:乳がんステージ3
田澤先生の診察:[診察あり]
田澤先生の手術:[手術あり]
田澤先生にバドミントンのことで質問をしてから、どうしても先生に手術してほしい思いが日に日に強くなり、思いきって江戸川病院に転院させて頂きました。
手術は右胸温存術で、腋窩リンパ節レベル3までとって頂きました。
術後はとても痛かったですが、翌日には大阪に戻ることが出来ました。
バドミントンも術後10日頃からは少しずつですが出来ています。
今は江戸川病院に入院し、放射線トモセラピー30回の治療を受けています。
少しでも早くバドミントンの大会に出たいので、これに向けたリハビリも頑張っているところです。
これ程早く回復するとは思っていなかったので、ほんとに田澤先生に手術をして頂いて良かったです。
あと手術の傷跡も術後3ヶ月程で落ち着き綺麗になりました。
これからも3ヶ月検診でお世話になりますので、よろしくお願いします。
ありがとうございました。
<Q&A結果>