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小葉がんの再手術、抗がん剤について

[管理番号:7188]
性別:女性
年齢:45歳
病名:左乳小葉がん
症状:12月中旬に部分摘出手術で癌を取りました。
その後の検査結果です。
ステージ2A ルミナールB 大きさ3.5cm×1.8cm 核グレード1(詳細はわかりません)
HER2 陰性 リンパ節転移 なし(でもすごく近い所まで来ている) Ki67 30%
ER95% PgR5% 断端陽性

いつもお世話になっております。

大変勉強になり、力づけられております。

お忙しい中恐縮ですが、質問の回答を頂けたら大変うれしく思います。

①性別:女性
②年齢:45歳(昭和○○年)
③質問のタイトル:小葉がんの再手術、抗がん剤について
④質問文:
手術前は硬癌(ステージ1A)と言われてましたが、切って見たら小葉癌でした。

文字にすると難しいのですが、乳房の乳頭下の方の皮膚から胸骨(背中の方)に癌が伸びていて
その部分が断端陽性なんだけど、(正面から見て乳房の)左右には癌がないし、取る部分がないのでそのままこれ以上の手術はしないと言われました。

さらにリンパ節転移は無かったのですが、限りなく近い場所まで来ていたそうです。

多分、残っているのは放射線でやっつけるのだと思いますが、
小葉癌は全摘が多いとの事で少し不安です。
このままで大丈夫でしょうか?
Ki67が30%という事で今オンコタイプDXの結果待ちです。

もし抗がん剤をするとなった場合、FEC(3週1×4)+パクリタキセル(週1×12)と言われましたが、
こんなにガッツリした方がいいでしょうか。

FECをECに変更したり、パクリタキセルは必要でしょうか?
この処方はリンパ腺転移があった場合と捕らえていますが違いますでしょうか。

自分でも全摘か?と言いながら抗がん剤をもっと少なくとチグハグな事言ってるなとは思うのですが・・・

また、私は2年前に子宮と卵巣を全摘しております。

その後からエストラーナテープのみを使用してきました。

それとPgRが5%と陰性なのは、関係ないのでしょうか?
素人考えではもうPgRがないのだから、陰性で当たり前と思っていたのですが
そういうものではないんですよね?

再手術、抗がん剤について先生ならどのようになさるか教えて下さい。

⑤病名:左乳小葉がん
⑥症状:12月中旬に部分摘出手術で癌を取りました。
その後の検査結果です。

ステージ2A ルミナールB
大きさ3.5cm×1.8cm
核グレード1(詳細はわかりません)
HER2 陰性
リンパ節転移 なし(でもすごく近い所まで来ている)
Ki67 30%
ER95% PgR5%
断端陽性

⑨同意事項の確認:同意致します。

宜しくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「さらにリンパ節転移は無かったのですが、限りなく近い場所まで来ていたそうです。」
→?
 lyのことを、こう表現しているのかもしれませんが、いずれ「抗がん剤の適応とリンパ節転移は無関係」です。

「再手術、抗がん剤について先生ならどのようになさるか教えて下さい。」
→「水平側断端は陰性」であり、「皮膚側」及び「深部側」断端が陽性ということのようです。
 これは術者が自信をもって手術していれば大丈夫です。(この文面からは大丈夫そうです)

〇抗がん剤は単純に「OncotypeDX]の結果で決めましょう。
 RegimenはTCです。