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サプリと抗がん剤について

[管理番号:6386]
性別:女性
年齢:53歳
昨年の12月に母が乳がんと診断されました。
○12月(中旬)日から3月(中旬)日まで
パージェタ、ハーセプチン、ホルモン療法、ランマーク
○3月(下旬)日から現在
パージェタ、ハーセプチン、ランマーク、ナベルビン注40
という治療をしています。
igs4000というサプリに、抗がん剤と同等の作用があると聞き、4ヶ月服用しています。
副作用は抑えられている実感があるのですが、抗がん剤と同等の作用はあるのでしょうか?
また、今のナベルビンが効かなくなった場合、ドセタキセルに変える予定です。
ナベルビンが効いているうちにドセタキセルに変えた場合と、ナベルビンが効かなくなってからドセタキセルに変えた場合では、ドセタキセルの効果(期間や効き具合など)は変わってくるのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「副作用は抑えられている実感があるのですが、抗がん剤と同等の作用はあるのでしょうか?」
⇒あるとは到底思えません。
 もしも本当に「抗癌剤と同等の効果」があれば、(それが照明されれば)「サプリとしてではなく薬剤として承認」される筈です。
「ナベルビンが効いているうちにドセタキセルに変えた場合と、ナベルビンが効かなくなってからドセタキセルに変えた場合では、ドセタキセルの効果(期間や効き具合など)は変わってくるのでしょうか?」
⇒それは、あまり関係ないでしょう。
 それよりも最初からドセタキセルを使用していない事の方が(私には)気になります。
 ♯本来pertuzumabはtrastusumabと抗癌剤(通常の第1選択はdocetaxel)を併用しなくてはならないのです。
   抗癌剤と併用しているうちに、副作用が強くなり一時的に(抗癌剤抜きで)
pertuzumab+trastuzumabのみとすることは許容されますが…