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ステージⅡb ルミナールB 抗がん剤治療について

[管理番号:5454]
性別:女性
年齢:51歳
初めまして。
どうぞよろしくお願いいたします。
3月に、しこりを発見。
4月に受診、検査…5月にセカンドオピニオンなどして
6月に、右乳房全摘と同時再建でエキスパンダー挿入。
術前の検査(超音波、MRI、PETCT)では、リンパ節転移はないとのことでしたが
手術の際のセンチネル生検では、転移ありでリンパ節郭清しました。
病理結果は
浸潤がん
腫瘍経    全体3.0cm、浸潤部 2.8cm
リンパ節転移 2個
切除断面   陰性
核グレード  3
脈管浸潤   +
Ki-67     57%
エストロゲン受容体 陽性
プロゲステロン受容体 陽性
HER2    -
主治医からの説明での薬物療法の基本は
ホルモン療法(タモキシフェン+ゾラデックス)を5~10年
化学療法は、ECを4回、 +ドセタキセル4回 or weeklyパクリタキセル12回
薬物療法のスケジュールとしては、化学療法のECを先にしましょう、ということに。
4月に超音波検査した時には、1.8cmと言われた腫瘍の直径が検査を進めるごとに大きくなっていきましたし、グレードやKi-67の数値、リンパ転移あり ということも鑑み、納得して化学療法に入りました。
しかし、様々な副作用に悩まされ、できたら不要な化学療法は避けたいと考えます。
◎田澤先生にご意見を伺いたい点は
タキサン系をした場合、しない場合 それぞれ再発率に差がどのくらいあるのか?です。
生存率も合わせてお教えください。
主治医の先生は、リンパ節転移が4個以上だったら勧めるけれど、強くは勧めないとのこと。
考えてみてください、と言われました。
◎田澤先生でしたら、勧めますか?
自分は料理を教える仕事をしていますので、タキサン系の副作用である、指先の感覚麻痺が心配です。
ここのところ、乳がんプラザでのルミナールBの質疑をずっと読んでいますが、自分とマッチするのがどのケースなのかよくわからなく、悩んで寝不足な毎日です。
お忙しい中、誠に申し訳ございませんが、どうかアドバイスをよろしくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「◎田澤先生にご意見を伺いたい点はタキサン系をした場合、しない場合 それぞれ再発率に差がどのくらいあるのか?です。生存率も合わせてお教えください。」
⇒2%位しか変わりません。
 生存率も同様です。
「◎田澤先生でしたら、勧めますか?」
⇒そもそもわたしなら「ルミナールタイプの抗癌剤でアンスラ+タキサンは行いません」
 TC(タキサン単独)とします。