[管理番号:3912]
性別:女性
年齢:45歳
初めてメールします。
よろしくお願いします。
一週間前に人間ドックに行き
いままで指摘されたことがなかった左乳房下に
マンモグラフィーで3センチの石灰化があると言われました。
一年前のと比較してくれましたが私が見てもはっきりわかるものでその日に自宅で触ってみると硬いものが触れました。
なんでこんなに大きいのに気がつかんかったのかと悲しくなりました。
カテゴリーは4、多角形、スピキュラを伴う、円形石灰化と所見をもらい
すぐに乳腺外来に行くように言われました。
それからネットなどで調べるとやっぱり癌なんだと思ってこれからのことが不安です。
一年でこんなに大きくなるのは進行が早いのでしょうか?ステージはどのくらいになるのか、しこりがはっきり触れますが生検して治療は手術先行で温存できるのでしょうか?
明日総合病院の乳腺外来に行きます。
どうしたらいいのか不安でよろしくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「カテゴリーは4、多角形、スピキュラを伴う、円形石灰化」
⇒この所見は「しこり」と「石灰化」が混ざっています。
「多角形」「スピキュラを伴う」は「しこりの所見」です。 通常「スピキュラを伴うしこり」は(それだけで)「カテゴリー5」となります。
「円形石灰化」は(勿論)「石灰化の所見」となります。
○想像するに…
(円形の石灰化を伴う)「多角形でスピキュラを伴うしこり」のようです。
「一年でこんなに大きくなるのは進行が早いのでしょうか?」
⇒そんなに早い乳癌はありません。
「石灰化を伴うしこり」として考えると、(石灰化がでるまでは)「気づきにくかった」だけだと思います。
「ステージはどのくらいになるのか」
⇒3cmの大きさだと2期になりますが…
ただ、「石灰化の範囲が3cm」だとしても「浸潤部分が3cm」とは限りません。
「しこりがはっきり触れますが生検して治療は手術先行で温存できるのでしょうか?」
⇒これはMRIを撮って確認しないとわかりません。