[管理番号:1543]
性別:女性
年齢:37歳
初めて質問させて頂きます。宜しくお願い致します。
先日、マンモグラフィー、エコー、触診の健診を受けました。
マンモグラフィーでは、右胸に小さな点々で石灰化が見つかりました。
エコーや触診では特に異変は見当たらないとの事でした。
病院の先生からは「石灰化の形が丸く、小さいことからあまり心配いらないと思うが、まれにここから初期のガンがみつかることもあるので、また4カ月後に診せて下さい」と言われました。
そこで、先生にお伺いしたいことは
1.なぜ再診が4カ月後なのでしょうか?短い期間で診なければならない程気になる症状だったということでしょうか?
2.下の子が3月に授乳を終え、7カ月後の健診でした。その事は関係ありますでしょうか?
まだ子供達が小さい為、不安でたまりません。ネットでは玉石混交で、ますます不安になってしまいました。お忙しい中大変申し訳ありませんが、ご回答を宜しくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
質問者の石灰化は「カテゴリー3」のようです。
「授乳後7カ月」であれば「授乳期に伴う石灰化」の可能性も十分にありそうです。
回答
「なぜ再診が4カ月後なのでしょうか?短い期間で診なければならない程気になる症状だったということでしょうか?」
⇒それ程の所見では無さそうです。
ただ、4カ月後は無意味です。
石灰化の経過観察ならば「6ヵ月後比較」でいいと思います。
「下の子が3月に授乳を終え、7カ月後の健診でした。その事は関係ありますでしょうか?」
⇒可能性はあります。
「授乳に伴う石灰化」であれば、「経過を見ていると消失」することが多いです。
その意味で「経過観察でもいい」とは思います。
が、「唯一の確定診断はステレオガイド下マンモトームST-MMTである」ことは忘れ
ないでおいてください。
本当に「気になる、白黒つけたい」のであれば、是非ST-MMTもご検討ください。