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石灰化

[管理番号:7800]
性別:女性
年齢:42歳
病名:
症状:石灰化

お忙しいところすいませんが質問いたします。

先日、1年ぶりの経過観察の診察でマンモグラフィにより、左胸に少し気になる石灰化が見られるということでした。
ちなみにマンモグラフィは2年ぶりに行い、2年前には見られませんでした。

経過としては、2015年より、線維腺腫や乳管内乳頭腫などが見つかり、
その都度針生検を行い診断していただき、半年から一年に一度は経過観察をしております。

今回、石灰化が見られる部分は、淡い感じで少し集まっているように見え、乳管内乳頭腫がある部分なので、近いうちにMRI、マンモトームをしていく流れになるようです。
乳管内乳頭腫自体はエコーで見たところ1年前と変わりないそうでした。

そこで質問なのですが、乳管内乳頭腫は石灰化を伴うことが非常に少ないという文献を見ました。
ということはがんの可能性が高くなってくるのでしょうか。

ただ、乳腺症もあるとは最初の診察の頃から言われています。

ちなみに乳頭からの分泌はありません。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「乳管内乳頭腫は石灰化を伴うことが非常に少ないという文献を見ました。ということはがんの可能性が高くなってくるのでしょうか。」
⇒考えすぎ!

 純粋に、「新たに出現した石灰化」なら(更年期に伴う乳腺症変化による石灰化の可能性も当然ありますが)やはり、ST-MMTすべきでしょう。(MRIを無駄に撮影して、それに引っ張られないように気を付けましょう)