乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:85]
性別:女性
年齢:42歳
 初めまして。よろしくお願いします。
 先日、42歳にして初めてマンモ、超音波、触診を受けてきました。
 その結果、触診は「5ミリくらいのしこりはあるけど良性」、マンモは「左乳房石灰化集簇」、超音波には「左乳房乳癌の疑い、乳腺繊維腺腫」と記載があり、要精密検査でした。
 
 こうなると、乳癌である可能性はかなり高いですよね?
 ちなみに、昨年11月から生理周期が狂いだし、以降、月の半分くらいは胸が張って(両方)痛い状態です。
 検査当日もエコー検査ですら痛かった。
 
 3月5日に再検査を受けるのですが、不安で不安でたまりません。よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

 こんにちは。田澤です。
 人生最初の検診で、「要精査」という結果にはさぞ驚かれたでしょう。
 それでは回答します。
 そしてその後に ●受診する際の重要なポイントについても触れます。

回答

「乳癌である可能性はかなり高いですよね?」
⇒乳癌の可能性はあります。
 超音波所見で「左乳房 乳癌の疑い」としていますが、「検診での超音波は技師さんが施行して、それを医師が後で判定」というやり方だと思います。
 このやり方だと「過剰診断となる可能性」も十分にあります。癌と決めつけてはいけません。
 

受診する際の重要なポイント

  1. マンモグラフィーの「左石灰化集簇」という所見と超音波での「左乳癌の疑い」という所見が、「同一のものなのか?それとも 場所的に違うものなのか?」を必ず担当医に確認してください。
    • 「同一と考える場合」
      組織生検手段としては、「マンモグラフィーの石灰化をターゲットとする、ステレオガイド下マンモトーム生検」と「超音波でのしこりをターゲットとする、超音波ガイド下の針生検」の2通りが選択できます。この場合には「マンモグラフィーの所見と超音波の所見のどちらがより確実な所見か?」によって判断されます。
       
    • 「同一で無いと考える場合」
      必ず両方を検査しなくてはなりません。つまり、「石灰化はステレオガイド下マンモトーム生検」そして「超音波でのしこりは超音波ガイド下針生検」でそれぞれ検査します。
       
  2. ステレオガイド下マンモトーム生検ができる施設なのかどうか。受診前に確認した方がいいでしょう。
    ステレオガイド下マンモトームが無い場合には「石灰化に対する精査が不十分となる」可能性が大いにあるからです。

 

参考にしてください。

 「視触診で不明(5mmの良性のしこりが触れるという記載は意味がありません)」
 「マンモグラフィーで集簇性の石灰化所見のみ(マンモでしこりが指摘できない)」

 この、2点からすると、「もし癌だとしても」間違いなく早期乳癌です。
 その場合には、とことんまで診断を確定させる事が重要です。妥協してはいけません。
 
◎早期発見に勝る治療は無いのです。





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