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産後翌日に右胸にシコリを発見

[管理番号:6403]
性別:女性
年齢:24歳
初めまして。
24歳の産後1カ月ちょっと経つ者です。
出産は帝王切開だったのですが、翌日授乳をしたところ右胸の内側の上の方にツルツルと動く小さな小豆のようなシコリを発見しました。
1カ月ちょっと経つ今でもシコリの大きさは変わっていないと思います。
乳榴だったら、胸がよく張ったり母乳量が多い人がなりやすいのでは?と思うのですが…。
それに私は、出産直後胸が張ることも少ししかなく母乳の出も悪かったので翌日に乳榴が出来ることなんてあるのでしょうか?
今は、とても不安で何も手が付きません。
こういった出産翌日にシコリが分かり、ツルツルとした動く小さなシコリでシコリは痛くありませんが胸はキリキリと痛むことがあります。
この様な症状で考えられることはどういった病なのか教えて頂きたいです。
よろしくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「母乳の出も悪かったので翌日に乳榴が出来ることなんてあるのでしょうか?」
⇒もちろんあります。
「1カ月ちょっと経つ今でもシコリの大きさは変わっていない」
「ツルツルとした動く小さなシコリ」

⇒(乳瘤かもしれませんが、むしろ)「ミルク嚢胞」の可能性があります。
 どちらも「ミルクの鬱滞」という意味では同じですが、エコーでの見え方が異なります。
「胸はキリキリと痛むことがあります。この様な症状で考えられることはどういった病なのかと思います。」「とても不安で何も手が付きません」
⇒全く無駄な心配をしています。
 胸の痛みは1000%、ホルモンバランスの(妊娠出産期の)変化によるものです。(乳房痛の病気などありません。ご安心を)
☆物事はシンプルに考えましょう。
 「胸の痛み」と「小豆大のシコリ」は全く無関係です。(結び付けるから、おかしな発想となるのです)
 1.胸の痛み:ホルモンバランスによって刺激されることにより起こる「正常な」乳腺の症状
 2.小豆大のシコリ:乳瘤またはミルク嚢胞(エコーでしか区別はできない)
○エコーをすれば(その小豆大の)シコリが何であるかは直ぐに解ります。
 授乳期には受診できないなどというのは全くの誤りであり、そんなことをいうような乳腺外科は最初から受診するに値しません。
 
 ただ、「年齢」や「授乳期」であることより、乳癌の可能性は圧倒的に低いので、暫く様子をみても何ら問題ありません。
 
 

 

質問者様から 【質問2 産後翌日に右上部に小さなシコリを発見】

性別:女性
年齢:24歳
田沢先生。
以前はご回答頂きありがとうございました。
6403で質問させて頂いた者です。
質問させて頂いた翌日に病院に行ってきたのですがエコーとマンモグラフィーが土曜日だったのか使えず触診のみの診察となりました。
結果は乳ガンではないと言って頂いたのですが、エコーやマンモグラフィーをせずに触診のみで分かるものなのでしょうか?
まだすごく不安におもっています。
大きさは触診で2-3ミリだそうで、リンパが腫れている。
腫れているとゆーか、、、という曖昧な診察でした。
リンパが腫れたり流れが悪いとシコリは出来るのでしょうか?
また2-3ミリくらいのシコリなのでマンモグラフィーやエコーで多分写らないと思うけど…と言われたのですが、シコリが2-3ミリ程だと写らないのでしょうか?
以前に乳榴あるいは、ミルク嚢胞とご回答頂いたのですが、乳りゅうとミルク嚢胞はまた別の病氣なんでしょうか?違いが分からずで…
私は産後翌日から授乳を始めその時に小さなシコリを右胸の上部内側に一つ見つけたのですが、そこまで胸が張ったりせず母乳の出も良くなかったので乳りゅうやミルク嚢胞になることなんてあるんでしょうか?
産後翌日から今も動くツルツルとした小さなシコリはサイズは変わっていない気がするので、乳りゅうやミルク嚢胞ではないのかな?と思うのですが、どうなんでしょうか?(乳榴だとシコリがいきなり消えたり出来たりして大きさも変わると聞いたことがあったのですが私は消えることもないしサイズも変わらないので…)
シコリは産後翌日に出来たものなのか、妊娠中からあったのかは分からないんですが。
乳榴やミルク嚢胞というよりは、線維腺腫とかでしょうか?
後、右胸と左胸の乳房の大きさと形が違うのですが、そこも気になります。
沢山質問してしまい申し訳ありません。
またご回答頂ければ有り難いです。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
結論から言います。
そもそも受診自体不要だと思いますが、「触診だけの診療」について私がコメントするに値しません。(リンパ節が腫れているなど、全く無駄なコメント以外の何物でもありません。申し訳ありませんが…)
☆どうしても不安なら、きちんと超音波してもらい(マンモグラフィーはこの場合、1000%無駄!)「100%大丈夫ですよ。」と言ってもらいましょう。