乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:7419]
性別:女性
年齢:47歳
病名:
症状:

右乳癌にて右乳房全切除と腋窩リンパ節郭清手術を受けました。
その後の病理検査にて下記の結果が出ました。

ER : 総合判定 : 陽性 Allred
score : 5+3=8 占拠率 : >65%(5)
強度 : 強(3)

PGR : 総合判定 : 陽性 Allred
score : 5+3=8 占拠率 : >65%(5)
強度 : 強(3)

HER2スコア : 0

Ki67標識率 : 30.3% (230/758)

リンパ節転移の個数 :3個(センチネルリンパ節1個に腫瘍細胞のマクロ転移・レベルⅠに1個マクロ転移・レベルⅡに1個ミクロ転移)

担当の先生からは、抗がん剤治療・放射線療法・ホルモン療法を受けることを勧められました。
田澤先生ならどのような治療方針を提示されますか。
また、抗がん剤治療を受けるかどうかについて、オンコタイプDX検査を受けてみて判断してもいいのか、オンコタイプDX検査をするまでもなく抗がん剤治療を受けるべきなのか、田澤先生のご意見をお聞かせください。
よろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「田澤先生ならどのような治療方針」
→物事は整理しましょう。

 1.局所療法
  放射線 全摘後はリンパ節転移4以降が適応となります。 3個であれば不要です。
  ただし、それは執刀医が「きちんと腋窩郭清をしている」自覚があればこそです。(その主治医が自分の手術にどの程度確信を持っているのかは私には判断できません)

 2.全身療法
  ホルモン療法 タモキシフェン必須
  抗がん剤 Ki67=30.3%はグレーゾーンなのでOncotypeDXを勧めます。

「抗がん剤治療を受けるかどうかについて、オンコタイプDX検査を受けてみて判断してもいいのか」
→St.Gallen 2019で発表されたSEERのデータではN1(リンパ節転移1-3個)でもOncotypeDXの信頼性が高いことがわかります。(今週のコラムに出します)

「オンコタイプDX検査をするまでもなく抗がん剤治療を受けるべきなのか」
→上記データでは…

 RS=18~25 では化学療法無で9年乳癌関連生存率は95.8%もありますよ!
 それに対してRS=25~30ではその値が85.2%まで下がります。
 31~100だと83.9%となります。(これらでは抗がん剤すべきということです)

 OncotypeDXすべきだと思いませんか?(質問者がRS≦25ならば抗がん剤は要りませんよね?)





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