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再発・転移の今後について

[管理番号:3505]
性別:女性
年齢:45歳
いつも参考にさせていただいております。
また、お忙しい中、このようにQ&Aを公開していただいている事に心から感服しております。
現在、45歳です。
5年前に両胸に違うタイプのガンが見つかりました。
右胸 非浸潤性 ER(+) PGR(+)  HER2 FISHにて陰性
左胸 浸潤性 ER(+) PGR(+)  HER2 FISHにて陰性 脇のリンパに4個転移
が見つかり温存を考え術前化学療法(FEC)をしましたが両胸全摘となり、その後、左側に放射線治療、閉経前でしたのでリュープリンを3年、ノルバデックスを5年と治療を進めてまいりましたが、5年目にして右鎖骨上リンパ節にシコリ(複数)を見つけ不幸中の幸いというかひとつを局所麻酔で細胞を取り、検査した結果
 ER(+) PGR(ー)  HER2 FISHにて陰性でした。
造影CT,PET-CTと検査し単発での転移・再発と診断を受けました。
右鎖骨上のそれが右胸からなのか左胸からなのか判断できず、浸潤があった左胸からの転移だろうと判断され現在、リュープリンを再開し、薬がノルバデックスからアルミデックスに変更となりました。
主治医を信頼しておりますが参考のためにお聞きしたいのですが
先生でもこの治療を第一選択として方針をとられますでしょうか?
再発・転移かわからない状態で今は混乱しています。
ある程度の覚悟は出来ていますが、まだ、子供も小さいのでなんとか方法があるのでしたら後、しばらくは生きていたいのが本音です。
よろしくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
領域リンパ節再発ですね。
PETで遠隔転移がなくて幸いでした。
私は当然ながら、この様なケースも沢山診てきています。
この辺りの匙加減は経験がものをいうと思っています。
根治を狙うつもりで治療することが肝要です。
「右鎖骨上のそれが右胸からなのか左胸からなのか判断できず、浸潤があった左胸からの転移だろうと判断」
⇒これは妥当な判断です。
 普通に考えれば…
 左は術後放射線照射しているので「右にでてきた」と考えます。
「リュープリンを再開し、薬がノルバデックスからアルミデックスに変更となりました。」
⇒私は、絶対にこのような適応外治療は選択しません。(海外のデータでは
LH-RHagonistとアロマターゼインヒビターの併用が有効というものがありますが…)
 ここは日本なのです。
 日本の適応では
 (閉経前適応である)「LH-RHagonist」と(閉経後適応である)「アロマターゼインヒビター」を併用することは『保険適応外』となります。
「参考のためにお聞きしたいのですが先生でもこの治療を第一選択として方針をとられますでしょうか?」
⇒上記コメント通りです。
 ホルモン療法は「タモキシフェン+LH-RHagonist併用」とします。
 ただし、重要なのは「局所療法」です。
 放射線照射の話は出ていないのですか??



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