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再発・・・

[管理番号:2958]
性別:女性
年齢:45歳
こんにちは
こちらのサイトを見つけて 初めて質問させて頂きます。
6年前 非浸潤がん ステージ0 全摘 同時再建をして
手術のみ 無治療です。
その間に 第2子を出産しました。
10か月前くらいに (乳首もなし)傷口の少し下の皮膚に
5mmの できものができて
かかりつけ医では 「おできのようなものでしょうから 様子をみましょう。シリコン入っているので 針はさせない」とのこと。
しかし 気になって
手術を受けた がんセンターへ行き
細胞診をしてもらいましたら 悪性の疑いあり。
MRでは 内上に 皮膚の増強される結節を認めます。と・・
かなり動揺してしまい 病気のつらい経験を 忘れかけて日々の生活を
送っていたことを 反省してしまいます。
後日 シリコンを傷つけないよう 手術予定で
病理検査結果でるまで 心配です。
非浸潤で 局所(皮膚)再発は あるのでしょうか?
お忙しいところ申し訳ありません。
よろしくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「10か月前くらいに (乳首もなし)傷口の少し下の皮膚に5mmの できもの」
「細胞診をしてもらいましたら 悪性の疑い」「非浸潤で 局所(皮膚)再発は あるのでしょうか?」
⇒胸壁(皮膚)再発の可能性が高そうです。
 局所再発は「非浸潤癌だから」ということとは無関係です。
 「非浸潤癌で全摘後の局所再発」ということは「手術時に残した癌細胞がゆっくり増大」と考えるべきでしょう。
○(もともと、非浸潤癌なので)単純な「取り残し」であり、「局所治療のみで根治する可能性が高い」と思います。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

お忙しい中 ありがとうございます。
2度目の 質問です。
6年前 非浸潤性乳管がん 核グレード1 進展範囲5.2cm
断端陰性 ER陽性(Allred score 5+3-8)PgR陽性(同左)
全摘同時再建 無治療を経験しました。
8か月頃前から 手術方皮膚に にきびのようなものがあり
手術し 病理検査結果が出ました。
IHC B1602541/3
ER(+80%)Allred score PS5+IS3=8(Leica 6F11) PgR(+80%)Allred score
PS5+IS3=8(Leica 16)
HER2 score 1+(Roche 4B5)
MIB-1 labeling index is about 45%(137/305)
放射線とホルモン治療 予定ですが
私が不安だったので CTもお願いしています。
前回 先生より回答頂いたように 取り残しなのか? 新たながんなのか? 質問しましたが 「わからない」と言われました。
頭が真っ白になり 死の恐怖とで 病理検査の内容が理解できませんでした。
(再発は ステージないことも知らなくて どのくらいなのか目安がわかりません)
病理検査の内容 悪性度 予後を教えて頂きたいと思います。
前回から今回の間に 不妊治療(ホルモン注射3回)自然妊娠で出産をしています。
 妊娠は エストロゲンが増加しリスクがあるのでしょうか?
出産を後悔はしていません。
せめて 成人するあと18年は生きたいし
生きなければと 治療を前向きに 毎日を大切に 過ごすことを強く思っています。
よろしくお願い致します。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
「前回 先生より回答頂いたように 取り残しなのか? 新たながんなのか?
 質問しましたが 「わからない」と言われました。」
⇒明らかに「取り残しによる局所再発」です。
 ○遠隔転移再発とは、明確な区別が必要です。
 
「再発は ステージないことも知らなくて どのくらいなのか目安がわかりません」
⇒遠隔転移再発とは区別してください。
 ただの「取り残し」なのです。
 
「病理検査の内容 悪性度 予後を教えて頂きたいと思います。」
⇒質問者は勘違いしています。
 ただの取り残しなので「摘出してしまえば」初回手術の状態に戻ります。(予後とは全く無関係です)
 
「前回から今回の間に 不妊治療(ホルモン注射3回)自然妊娠で出産をしています。
 妊娠は エストロゲンが増加しリスクがあるのでしょうか?」
⇒妊娠出産は乳癌の再発リスクを上げない事が解っています。
 
「成人するあと18年は生きたいし」
⇒大丈夫です。
 ただの「取り残し」です。
 所謂(全身の)再発とは全く異なる概念なのです。
 
 

 

質問者様から 【質問3】

主治医(以前は食道専門医師で 乳腺科は日が浅い)に質問で新たな再発か?取り残しか?
→「わからない」の返答に 受け入れられず苦しんでいた時
こちらに質問させて頂き 先生のはっきりしたお言葉に 声を出して1人泣きました。
 ありがとうございます。
先生のおっしゃた通りでした。
  心が救われました。
後日 乳腺科部長女医師から説明をしてもらいました。
初発の 非浸潤は確かに断端ーだったが 脂肪が薄く皮膚ぎりぎり全摘したした部分に 
乳腺が残った可能性がある。と。
私「新たながんか?」
先生「違う」
私「取り残しか?」 
先生「んん・・そうだろう。」
はっきり そうだとは言えないだろうと思う。
局所再発部分は きれいに取れている
現在 放射線治療中で 今後 ホルモン治療予定(補助治療というのでしょうか?)
MIB-1が45%なのが 気になって
オンコタイプ(DX)を検討したほうが納得できるかなと相談。
部長は オンコタイプは 初発であり 1cm以上の場合の適用で該当しない。
と言われました。
こちらでは ホルモン陽性。
リンパ節陰性。
で 適用内なので
10年先の予測がわかれば する価値はあるのかなと考え中です。
先生のアドバイスをお願いしたいです。
先生の言葉で「局所再発と転移は 違う」(部長も同じ事を言っていました)
治療も違うのでしょうか? どうしても 再発→転移と段階があるのでは?と 
不安で仕方なくなります。
お忙しいところ 申し訳ありませんが どうぞよろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
非浸潤癌で乳房全摘後の「局所再発(取り残し)」ですね。
○初回手術(全摘)時に「乳腺は全部切除している筈」なので「局所再発する筈がない」のですが、事実「出てきた」以上は以下の2通りしか可能性はありません。
 ①(全摘した筈の)正常な乳腺が一部どこかに残っていて、その乳腺に「新たな癌ができた」
 ②癌自体が「皮下や大胸筋膜上」などに残っていて、それが「ゆっくり増殖」
 ここで、上記以外の選択肢(遠隔転移再発のように)「癌細胞が血液中を(体を巡って)たまたま、手術部位に再発」などという「馬鹿げたストーリー」はありえないことは「常識的に」間違い有りません。
 つまり①にしろ②にしろ(①の可能性は確率的にかなり低いですが)「(癌もしくは、正常乳腺の)取り残し」となるのは明白です。
 これを「所謂、再発(遠隔転移再発)」の治療(再発治療)と同等に考えるべきでは無いのはご理解いただけますか?
◎局所再発の場合の治療は所謂(遠隔転移)「再発治療」ではなく、あくまでも「術後補助療法」となります。
 その意味で「初回の補助療法が何であったのか?」が重要な意味を持ちます。
 質問者は(初回は)「非浸潤癌として無治療」だったわけなので、今回は(浸潤癌なので)「浸潤癌としての純粋な術後補助療法が検討されるべき」となります。
 
 「MIB-1が45%なのが 気になってオンコタイプ(DX)を検討したほうが納得できるかなと相談。」
⇒浸潤径はいくつなのですか?
 「5mm以下ならば」そもそも化学療法の適応外なので「OncotypeDXは無意味」となります。
 それ以上ならば、当然行うべきです。
 部長医師のコメントからは「1cm以下である」ことは読み取れますが…
 
「部長は オンコタイプは 初発であり 1cm以上の場合の適用で該当しない。」
⇒これは「誤り」です。
 浸潤癌としては「初発(初期治療)」となるので適応はあります。
 ただ「1cm以上なので」という部分は、たしかに「エビデンスのもととなる臨床試験の対象の多くが1cm以上となる」ので一理あるかもしれません(適応外ではありません)
 
「先生の言葉で「局所再発と転移は 違う」(部長も同じ事を言っていました)治療も違うのでしょうか?」
⇒上記のコメントでご理解いただけましたか?
 転移(遠隔転移)とは「血流にのって全身をめぐっている」中で、(たまたま)その臓器に出現しているので、その臓器を治療しても「いろいろな臓器にいずれ出てくる可能性がある」のです。
 それに対して、今回はあくまでも「その部分から発生した」癌なので「通常の局所の治療+術後補助療法」となるのです。
 
「どうしても 再発→転移と段階があるのでは?と 不安で仕方なくなります。」
⇒お解りいただけましたか?
 「全身を巡っての」再発であれば、「全身を巡っての」(遠隔)転移となりますが、今回は「あくまでも局所」なのです。



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