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石灰化におけるエコーでの細胞診について

[管理番号:8991]
性別:女性
年齢:32歳
病名:
症状:検診にて異常の指摘、乳頭分泌(両側性で昔からあり)
投稿日:2020年11月11日

初めまして。

母が乳がんを患った時から田澤先生のQ&Aを拝見し、大変お世話になっておりました。

今回は自身のことでとても不安になってしまい質問をさせていただきました。

母が乳がんを患ったこともあり、毎年必ずエコーと30歳をすぎてからは年に一度マンモを撮っております。

20代の頃から両胸に乳頭分泌と乳腺嚢胞があり心配ないと言われておりましたが、検診では再受診で引っかかってしまう為その度に受診しておりました。
(R2.1/25実施時は左乳腺嚢胞疑いという結果)

今回11/9に検診を受けた際、右胸の内側の乳首付近あたりを入念に何度もチェックされ「この辺になにかあるね。
結果はまた先生に見てもらってから郵送するね」と言われモヤモヤしたまま検査を終えました。

結果がくるのに2ヶ月程度かかることと、前回の検診で指摘された左側でなく右側だったので不安になり、翌日乳腺外科を受診しました。

マンモグラフィーと検査技師さんからのエコーを受け、その後診察室にて右胸の内側の乳頭付近を先生にエコーで直接診察されました。
先生は「うーん、これねー…。
」と「この石灰化だよね」
とおっしゃっていました。
エコー画像を見ると葉っぱのような唇の形を縦にしたような形の黒いものが二つ並んでいるように見えました。
(そのように見えた気がするのですが寝ながら横目で見ていたので向き等が正しいか自信はありません)
今年の3月に健康診断の指示に従い他院でエコー検査を受けておりその際には嚢胞しか指摘されていなかったので
「数ヶ月の間にできたのですかね?」と聞くと「これはよく見ないと気がつかないよ」とおっしゃっていました。

その後悩みながら「細胞診してみる?乳首に近い位置にあるから痛いよ」と言われ、エコーで見ながら細胞診をしました。

結果は21日になったのですが、最後に先生に受けた説明が
「この検査でもし結果が判定不能だったとしてももっと太い針を刺して検査をするのは大袈裟な気がするんだよね。
経過観察とかにかなー」というようなことを言われました。

突然の細胞診という予想外の展開にに頭が真っ白になってしまい何も言えずに帰ってきたのですが、帰ってきてから悪いものでないとしたらエコーにうつったものはなんだったのだろう?
石灰化が葉っぱ状にエコーに写るのかな?
自分ではしこりは感じなかったけどエコーでうつったということは腫瘤なのかな?
良性と出たとしても判定不能だったとしても本当にこのまま細胞診だけで大丈夫なのかな?
といろいろ考え不安になってきてしまいました。

長くなってしまい申し訳ございませんが
●画像も情報もない中で予想も困難なことは承知しているのですが、可能性としてエコーにうつったものはどういったものである可能性があるのでしょうか?

●先生のQ&Aを拝見し確定診断の重要性を認識しているのですが、良性・判定不能だった場合担当医の言ったとおり組織診はせず経過観察でよいのでしょうか?
それとも細胞診の結果は無視して組織診をお願いした方が良いのでしょうか?

せっかく細胞診をして結果を待っているのに判定不能だったときの話をされたうえ経過観察の話をされ、仮にこのまま良性だったとしても鵜呑みにしていいのかとモヤモヤがつのる一方です。

お忙しい中誠に申し訳ございませんが、ご回答をいただけますと幸いに存じます。
何卒、よろしくお願い申し上げます。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

US所見を見ていないので、参考になるのは担当医の以下のコメントだけとなります。

「「これはよく見ないと気がつかないよ」「もっと太い針を刺して検査をするのは大袈裟な気がする」
⇒これらのコメントから推測すると「気にしなくてもいい所見(乳頭直下なので、「拡張乳管内の分泌物が写っているだけ」という可能性も「経験上」多そうです)

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

細胞診の結果と経過観察
性別:女性
年齢:32
病名:乳腺症(おそらくとのこと)
症状:乳頭分泌
投稿日:2020年11月21日

田澤先生。

大変お忙しい中、先日は質問にご回答をいただきありがとうございました。

結果に関わらず御礼とQ&A結果を送信させていただこうと思っていたのですが、本日細胞診の結果を聞きに行き、再度先生にご意見を賜りたくこちらに質問させていただきました。

まずは穿刺細胞診の結果を以下に記載させていただきます。

判定:正常あるいは良性液状成分、泡沫細胞などを背景に異形のない乳管上皮細胞を少数認めます。
嚢胞や乳腺症を疑う所見です。
悪性所見はみられません

医師は「乳腺症かなー。乳腺症でもよく石灰化が見られたり、こ
ういう風にエコーに写ることがあるのよ」と言っていました。

前回聞けなかったマンモグラフィーの結果を聞くと細胞診をした右側にも石灰化はあったようですが
対照に?散らばっているからマンモの画像では検診でも引っかからない程度だと思うとのことでした。

しかし「今回の結果はあくまでも細胞の一部の結果であって全体を取りきってるわけではないから絶対ではない」と言われました。

だから「経過観察をして6ヶ月後に再度受診し変化がないかを見て、必要によっては石灰化の広がりがないかマンモグラフィーをする。
もし半年よりも前に自分でしこりとか何かに気がついたらその時点で受診を」と言われました。

今組織診は必要ないのか聞いたのですが、そのクリニックではマンモトーム生検はやっていない(針生検はしてる)と前置きされたうえで「今は必要ない」と言われました。

今現在は心配いらないということですか?と聞くと「今現在はそういうことです」と。

良性と言われたものの、あまりにも今の時点を強調しながら(保険をかけているのかもしれませんが)乳腺症によくあると言いつつも絶対ではないと濁す医師に不安を覚えました。

長くなってしまいましたが
●6ヶ月の経過観察という医師の結論を田澤先生はどう思われますか?このまま経過観察をしていて良いのでしょうか?

●少し遠方に住んでいるのですが、このような状況でもし田澤先生の生検を希望した場合お願いすることはできるのでしょうか?
経過観察を推奨されている(組織診は今のところ必要ないと言われている)ので難しいでしょうか?

再度の質問になってしまい、お忙しいところ誠に申し訳ございませんがご回答いただけますと幸いに存じます。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは田澤です。

前回の回答(以下)に何ら付け加えるべきこともない(まさに、予想された)結果と言えます。

US所見を見ていないので、参考になるのは担当医の以下のコメントだけとなります。

「「これはよく見ないと気がつかないよ」「もっと太い針を刺して検査をするのは大袈裟な気がする」
⇒これらのコメントから推測すると「気にしなくてもいい所見(乳頭直下なので、
「拡張乳管内の分泌物が写っているだけ」という可能性も「経験上」多そうです)

その上で、敢えて回答しましょう。

「●6ヶ月の経過観察という医師の結論を田澤先生はどう思われますか?このまま経過観察をしていて良いのでしょうか?」
⇒前回の回答どおり・

 そもそも「大した所見ではない=(おそらく)私であれば経過観察もしない」と推測します。(あくまでも担当医のコメントからの想像ですが)

「●少し遠方に住んでいるのですが、このような状況でもし田澤先生の生検を希望した場合お願いすることはできるのでしょうか?
経過観察を推奨されている(組織診は今のところ必要ないと言われている)ので難しいでしょうか?」

⇒こういうケースでも数限りなく生検していますよ。ご希望であれば「確定診断希望メール」してください。

「確定診断(生検)」メールはこちらをクリックしてください。

 
 

 

質問者様から 【質問3 】

検査結果について
性別:女性
年齢:32
病名:右乳房の微小石灰化
症状:
投稿日:2021年2月22日

田澤先生
先日(2月(上旬)日)は大変お忙しい中、検査をしていただき誠にあり
がとうございました。

メディカルプラザ市川駅の診察券ID番号○○です。

先生の元で検査をしていただくことができ本当に良かったです。

どうもありがとうございました。

本日結果が届きました。

先生に相談させていただいた昨年の11月からずっとモヤモヤしておりましたので、結果を拝見してほっといたしました。

ほっとしたものの内容は専門用語でわからない部分が多かったので念のためご教示賜れればと思い、大変申し訳ないのですが質問をさせていただきました。

まず結果についてなのですが
小葉の軽度増加や終末乳管の軽度増生や微小石灰化などいろいろと記載がございますが、結局のところ乳腺症という解釈でよろしいのでしょうか?

そして最後の文に、明らかな悪性画像は認められませんが念のた
めfollow upをお願いしますとございますが
なぜ念のためフォローアップをとの記載があったのでしょうか?
リスクが高いという判断なのでしょうか。

また、フォローアップとは具体的にどのようにすればよろしいでしょうか。
自宅近くのクリニック等でこちらの結果をお見せして、半年ごとや一年ごとにエコー等の検査を受ければよろしいでしょうか。

お忙しいところ再度お手数をおかけしてしまい誠に申し訳ございませんが、ご回答をいただけますと幸いに存じます。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは田澤です。

「まず結果についてなのですが
小葉の軽度増加や終末乳管の軽度増生や微小石灰化などいろいろと記載がございますが、結局のところ乳腺症という解釈でよろしいのでしょうか?」

⇒その通りです。

「そして最後の文に、明らかな悪性画像は認められませんが念のためfollow upをお願いします」
⇒全く不要!

 病理医は、様々な施設の医師の標本の診断をしています。

 そもそも病変の一部しか採取しない医師も多いので、(私が全体から採取していることは知らないので)必ず「この手の(私にとっては)無意味な記載」をつけるのです。
 気にしないようにしましょう。

「フォローアップとは具体的にどのようにすればよろしいでしょうか。」
⇒不要(そのための100%確定診断です)

 あくまでも「通常の」1年に1回の検診を普通に受けましょう。
 ご安心を。

 
 


 

質問者様から 【結果4 】

本当にありがとうございました
性別:女性
年齢:32
病名:乳腺症
田澤先生の診察:[診察あり]
田澤先生の手術:[手術なし]

田澤先生
この度は大変お忙しい中
Q&Aから検査そして結果説明まで大変お世話になり、本当にありがとうございました。

どうしても先生に一言お礼を申し上げたく、こちらの結果フォームから失礼させていただきました。

昨年の11月に他院にて曖昧な検査結果と経過観察を言い渡されてから不安でいっぱいの日々を過ごしておりました。

そのような中で先生のような素晴らしい方にQ&Aで相談をさせていただけることは本当にありがたく精神的な救いとなりました。
Q&Aでの相談を経て先生に検査をしていただき、先日の結果で異常なしと判明し心からほっといたしました。

毎日大変お忙しい中、遠方でも先生に相談させていただけるこのような貴重な場を設けてくださり本当にありがとうございます。
そして先生に検査をしていただくことができて本当に良かったです。ありがとうございました。

まとまらない文章になってしまいましたが、このような時節柄何卒ご自愛くださいませ。

この度は本当にありがとうございました。

<Q&A結果>



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