[管理番号:13181]
性別:女性
年齢:35歳
病名:
症状:
投稿日:2025年11月04日
はじめまして。
質問させていただきます。
先月胸のしこりを見つけて受診したところ1.3センチのしこりがあり、
細胞診の結果クラス3bとのことで精密検査になりした。
細胞診結果は、
多数のリンパ球が主体で、同時に核腫大しクロマチン増量した裸核様細胞が孤立散在性に、一部小集塊として認められます。乳腺内リンパ節が穿刺された所見として推測されますが、異形細胞の由来は特定しえず、つづけて精査を希望します。
とのことでした。
そこで質問です。
このクラス3bの所見はガンの確率は高いということでしょうか。
またガンだった場合、リンパ節やその他臓器への転移の可能性はありますでしょうか。
しこり発見から細胞診まで1週間、細胞診の結果まで2週間かかって
そこから総合病院へ紹介状を書いてもらい予約をとったのですが、さらに針生検はその後予約をとるらしくいつになるか分かりません。
その間にどんどん癌が進行していくのではないかと不安です。
針生検から手術、治療まで田澤先生へお願いしたいと考えているのですが、
4時間程かかる場所に住んでいるのと、
まだ生後10ヶ月の赤ちゃんがいるので何度も足を運ぶとなるとかなり厳しいような気もしているのですが、
針生検後、悪性だった場合に手術まで何回程通院が必要でしょうか?
また、検査の予約をとりたいのですが予約枠はかなり埋まっていますでしょうか?
質問が多くまとまりがなくすみません。
回答よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
このクラス3bの所見はガンの確率は高いということでしょうか。
→本来「細胞診 クラス3(aであれbであれ)は良性所見」です。
ただし(悲しいかな)細胞診は上手くできない医師が非常に多く(大変遺憾なことですが)、そのような医師は(乳癌を細胞診すれば)本来ならカテゴリー5がでるべき(私ならば癌を細胞診したらクラス5となります)が、上手く取れずに、クラス3となることが多いのが実情です。
↑
と、いうことで「その医師の細胞診の精度は不明ながら」クラス3bでも癌を否定できないのだと推測します。
またガンだった場合、リンパ節やその他臓器への転移の可能性はありますでしょうか。
→さすがに、それは「ほぼ100%」ありえません。
さすがに「そんな程度の立派な癌所見」であれば、それらの医師でもクラス5が細胞診で出せるはずだからです。
針生検から手術、治療まで田澤先生へお願いしたいと考えているのですが、
→それが一番スムーズなのは間違いありません。
4時間程かかる場所に住んでいるのと、
まだ生後10ヶ月の赤ちゃんがいるので何度も足を運ぶとなるとかなり厳しいような気もしているのですが、
針生検後、悪性だった場合に手術まで何回程通院が必要でしょうか?
→針生検も含め、(手術までに)2回外来受診していればOKです。
また、検査の予約をとりたいのですが予約枠はかなり埋まっていますでしょうか?
→これは緊急性も考慮して「かなり融通がきく」ので「癌が疑われる(クラス3bをどう考えるかの問題はありますが…)」のであれば『100%確定診断希望メール』してもらえば翌週までに予約は可能だと思います。
・田澤先生のYouTubeチャンネル「乳がんプラザ」はこちら。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/11/19
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質問者様から 【質問2】
トリプルネガティブ治療方針
性別:女性
年齢:35
病名:
症状:
投稿日:2025年11月21日
お世話になっております。
細胞診3bの結果から、
針生検後トリプルネガティブ
ki67 80%
しこり1.6センチ
グレード不明
との結果が出ました。
家から近い総合病院での治療方針は、
術前化学療法ec90(2週間おき計4回)、パクリタキセル(2週間おき計4回)をして、
その後手術。
術前化学療法を行う理由は術後の追加の抗がん剤(?)の選択肢を残しておくためと言っていたような気がします。
気が動転していたため曖昧ですみません。
そこでいくつか質問なのですが、
田澤先生の治療方針と相違はありますでしょうか。
私としてはki67が80%と異常に高かったため、術前化学療法中に進行してしまうのではないかと不安です。
また、ki67 80%だとすでに転移の可能性も高いのでしょうか(ct、mriの結果はまだ出ていません)
全摘予定なのですが全摘をしても放射線は行うのでしょうか?
また、全摘しても悪性腫瘍の取り残しもあるのでしょうか?(手術の執刀医次第で予後に影響が出るのか、無理してでも遠くの病院で治療をすべきか悩んでおります)
そして、トリプルネガティブでki67が高いとやはり再発率としては高いのでしょうか。
まだ0歳の子どもがいるので出来れば20年は生きたいです。完治することもあるんでしょうか。。
まとまりがなくすみません。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
田澤先生の治療方針と相違はありますでしょうか。
→腫瘍も小さく早期なのだから術前抗がん剤をして「小さくする」理由はありません。
手術先行すべきです。
私としてはki67が80%と異常に高かったため、術前化学療法中に進行してしまうのではないかと不安
→術前抗がん剤とは常に「そのリスク(術前化学療法中に進行する可能性)」を承知しておかなくてはいけません。
また、ki67 80%だとすでに転移の可能性も高いのでしょうか(ct、mriの結果はまだ出ていません)
→Ki67とかトリプルネガティブとかは無関係に早期なのだから、転移の可能性(リンパ節にしろ、遠隔臓器にしろ)はとても低いです。
全摘予定なのですが全摘をしても放射線は行うのでしょうか?
→リンパ節転移が4個以上の場合には全摘後の照射(胸壁+SCなど)の適応があります。
また、全摘しても悪性腫瘍の取り残しもあるのでしょうか?(手術の執刀医次第で予後に影響が出るのか、無理してでも遠くの病院で治療をすべきか悩んでおります)
→当たり前のことですが…
手術はその熟練度により違って起案す。
そして、トリプルネガティブでki67が高いとやはり再発率としては高いのでしょうか。
→再発率とは無関係です。
単純にサブタイプは(万が一再発した場合の)治療手段に大いに影響するということ、つまり(なるべく早期に発見して)再発しなければ無関係なのです。
まだ0歳の子どもがいるので出来れば20年は生きたいです。完治することもあるんでしょうか。。
→発想がどうもおかしいですね。
完治することもあるではなく、完治する可能性の方が圧倒的に高い(1期であれば90%再発しません)のですよ。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/12/11
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