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皮膚再発について

[管理番号:13125]
性別:女性
年齢:53歳
病名:
症状:
投稿日:2025年10月08日

田澤先生こんにちは。

乳がんになってから先生のブログで学ばせていただいています。

2024年3月に右乳房全摘手術をしました。今は、アナストロゾールを服用中です。

病理組織診断結果
浸潤性乳管癌 硬性型
断端 陰性
核グレード 1
リンパ節転移 なし
血管浸潤 なし
リンパ管浸潤 なし
ホルモン受容体ER+ PR+
HER2スコア 1
MIB-1 LI 0.1%
皮膚浸潤 f
腫瘍の大きさ 1.5cm

今年の8月に手術痕にそって、赤みが出ました。
皮膚科に行き、リンデロンを処方され、5日ほどできれいに治りました。
その後、手術痕に異常はないのですが、赤みが出た時に「再発では」と不安になってしまった気持ちがおさまらず、毎日手術痕を見ては、今日も大丈夫とチェックばかりしてしまいます。

そこで皮膚再発について質問をよろしくお願いします。

田澤先生のコラム、正しい皮膚転移の理解を読みました。
そこに、

皮膚浸潤が無い乳癌
ここでいう「皮膚浸潤がない」とは「細胞レベル」です。
皮膚浸潤が「細胞レベル」でなければ、術後に皮膚再発する事はありません。

と書かれていました。
この「細胞レベル」と言うのがよくわかりません。
私の場合、皮膚浸潤がfで脂肪まで浸潤していたようです。脂肪まで浸潤していた場合は皮膚再発の可能性は高くなるのでしょうか?

また、全摘をしているので局所再発は心配しなくても大丈夫でしょうか?

お忙しい所申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

私の場合、皮膚浸潤がfで脂肪まで浸潤していたようです。脂肪まで浸潤していた場合は皮膚再発の可能性は高くなるのでしょうか?
→f(脂肪組織浸潤)は極めて通常の所見です。

皮膚浸潤はs(skin)と表現されます。

また、全摘をしているので局所再発は心配しなくても大丈夫でしょうか?
→そう思います。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/10/29
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