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病理結果に対して

[管理番号:13076]
性別:女性
年齢:44才
病名:浸潤性乳管癌 (右)
症状:
投稿日:2025年09月16日

はじめまして。いつも分からないことがあると 田澤先生のこのサイトをみてるんですが 先日 自分の病理結果が出て なんとなしにルミナールABはki-67で決まる?みたいのを目にしまして
毎日忙しいと重々承知なんですが
先生、 私の結果は 納得できるものか見ていただきたいです。
因みに オンコタイプは 結果が出るまで治療が出来ないからお勧めできないと認定看護師さんに言われ 出来なかったです。
浸潤性乳管癌
2025/07/(下旬)
右乳房全摘
右腋窩リンパ節郭清
浸潤径35mm
病理学的グレード2
リンパ節転移3個 レベルIに1個 レベルⅡに2個
脈管浸襲 なし
ホルモン受容体
ER 陽性 7/8
PgR陽性 8/8
HER2 (1) 陰性
Ki-67 10%

この様な結果で
術前 術後 変わらずに
ルミナールB ステージⅡB
と 言われました。
これから 化学療法 放射線治療 ホルモン療法10年
無知なだけに 少し不安になり 悩んだ結果 投稿させていただきました。
よろしくお願いします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

先生、 私の結果は 納得できるものか見ていただきたいです。因みに オンコタイプは 結果が出るまで治療が出来ないからお勧めできないと認定看護師さんに言われ 出来なかったです。
→困ったものですね。
これは、その「認定看護師」なる人の責任ではなく「病院としての」方針なのでしょうが、とんでもないことです。(アメリカではOncotypeDXをしないことで裁判になるくらいだと聞きました)

リンパ節転移3個 レベルIに1個 レベルⅡに2個
→私がその「抗がん剤ありき」にコメントする以前に問題なのは、この「レベルⅡに2個」という記載です。

そもそも「鎖骨下郭清(レベルⅢ)ができない医師」が行った腋窩郭清は、正直「かなり中途半端」であり、この場合「レベルⅢもしくは(取り残された)レベルⅡに転移が残存している可能性を危惧」します。

再手術しなくていいのか?(そもそも、その医師に)鎖骨下郭清の再手術ができるのか?
問題は奥深いようです。

一つ、大事なことは「局所の仮を抗がん剤で誤魔化す」ことのないように物事はシンプルにベストを尽くしましょう。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/10/1
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