[管理番号:13045]
性別:女性
年齢:43
病名:右浸潤性乳管癌
症状:
投稿日:2025年09月05日
こんばんは。
昨年右乳癌で全摘し、タモキシフェンとリュープリンの治療をしております。
オンコタイプの結果はER10.4、PR10以上、HER2 10.1、低リスクでした。
【質問】
◯ERよりPRが高いことはホルモン治療においてメリットがありますか?
◯HER2の数値があと少しで陽性になりそうですが、大丈夫ですか?
◯腫瘍は8mmと小さいのにグレード2、ki67は30%くらいありました。小さいのに暴れん坊なのでしょうか?
以下についてもお伺いしたいです。
◯乳がんはできた時には全身に癌細胞が散らばっていると聞きましたが、どのくらい散らばるのですか?
健康な人でも毎日癌細胞ができているのですよね?この癌細胞と乳がんの細胞は性質が同じですか?
◯ホルモン療法中に、人と同じものを飲み食いしたり、汗が付いたり、キスや性行為をすると、薬の成分が曝露してしまいますか?
よろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
◯ERよりPRが高いことはホルモン治療においてメリットがありますか?
→ERより高いというよりはPgRが高いこと自体が、おそらく予後良好因子だと(個人的に)思っています。
その根拠はOncotypeDXのlow rikとなる確率とPgRが陽性であることに相関がありそうだからです。(あくまでも経験的なもの)
◯HER2の数値があと少しで陽性になりそうですが、大丈夫ですか?
→無関係
◯腫瘍は8mmと小さいのにグレード2、ki67は30%くらいありました。小さいのに暴れん坊なのでしょうか?
→腫瘍径はあくまでも「発見された時期」にかかわるものであり、質問者のように考えること自体(失礼ながら?)ナンセンスです。
以下についてもお伺いしたいです。
◯乳がんはできた時には全身に癌細胞が散らばっていると聞きましたが、どのくらい散らばるのですか?
健康な人でも毎日癌細胞ができているのですよね?この癌細胞と乳がんの細胞は性質が同じですか?
→全身療法が有効(補助療法としても、再発治療としても)ということであり、「できた時には全身に散らばっている」など全く無意味な考えです。
◯ホルモン療法中に、人と同じものを飲み食いしたり、汗が付いたり、キスや性行為をすると、薬の成分が曝露してしまいますか?
→考えすぎ
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/9/22
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