[管理番号:12897]
性別:女性
年齢:53
病名:乳がん
症状:
投稿日:2025年07月16日
はじめまして。
2021年6月に大腸がんの手術を受け、結果はステージ3bと診断されました。その後、補助的な抗がん剤治療を始めましたが、体に合わず、すぐに中断いたしました。
それ以降は、半年に一度(6月と12月)造影CTを受け、経過観察を続けてきました。
ところが、今年2025年6月上旬の検査結果で、前回(2023年12月)よりも左胸の「塊のようなもの」が大きくなっており、左脇のリンパ節にも腫れが見られるとのことでした。
主治医からは「念のため乳腺外来を紹介しましょうか」と軽く言われ、紹介状をいただき近隣の乳腺クリニックを受診しました。
6月中旬にマンモグラフィ、エコー、触診を行いました。触診では異常は感じられませんでしたが、画像検査で約2cmのがんと疑われる病変が確認されました。左胸に3本の針を刺して細胞診を行った結果、「がんであることは確定。ただし、現時点では浸潤は見られない」との診断でした。
その後、手術を前提に、より大きな病院への紹介状をいただき、先日7月中旬に受診しました。
そこでまず、遺伝性乳がんの可能性について説明がありました。その後の診察では、
「触診では分かりにくいが4cm×2cm程度」との見解があり、さらにエコー検査を行った結果、5.7cm×2.4cmの腫瘤があるとのことでした。近隣クリニックからの紹介状に記載された情報と乖離があるとのことで、次は左脇のリンパ節の細胞診を行うとの説明を受けています。
この短期間に本当にここまで大きくなったのか、それとも以前から見逃されていたのか、疑問が残ります。
半年ごとの定期検診で早期発見に努めていたつもりでしたが、「どうして昨年12月の時点で何も説明がなかったのか」と気になり、先日医師に確認したところ、「その時点では2mmの病変で、読影レポートにも記載がなかった」との説明でした。6月には5mmになっていたため、「前回より大きくなっている」との表現になったそうです。
それにしても、造影CT、近隣クリニックでのエコーやマンモグラフィ、大病院でのエコーと、検査ごとに見えるがんの大きさがなぜここまで異なるのか、とても不安に感じています。
色々ネットで検索していて、こちらにたどり着きました。どうぞよろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
それにしても、造影CT、近隣クリニックでのエコーやマンモグラフィ、大病院でのエコーと、検査ごとに見えるがんの大きさがなぜここまで異なるのか、とても不安に感じています。
⇒これはQA「あるある」ですが、
同じ検査(特にUS)でも、病変の測定の仕方で差が出るし(前の測定値を参考として見るので、2回目はどうしても「それより大きい」測定部位を探しがちであることもある)
デバイスが違えば、より大きく測定されるのが通常です。(同じ結果が出るのであれば、やる意味がありません)
測定値は気にしないこと。治療をしっかり受けることをお勧めします
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(回答が公開されてから2週間後)
2025/8/5
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