[管理番号:12741]
性別:女性
年齢:29
病名:
症状:
投稿日:2025年05月21日
いつも読ませていただき、勉強させていただいております。
ステージⅢC(腋窩リンパ、鎖骨上リンパ転移あり)
術前抗がん剤中
①キイトルーダを3週ごと4回、パクリタキセルとカルボプラチンを毎週12回
②キイトルーダとドキソルビシンまたはエピルビシンとシクロホスファミドを3週ごと4回
の予定で治療中であり、
現在は①の6週分終わったところです。幸いボコボコに見えていた胸と脇のしこりは見てわかるくらい小さくなっています。
ですが、4週目くらいからずっと手足の痒みに悩まされています。足は特に痒みがひどく、常に保冷剤で誤魔化して生活していますが、あまりの痒さにもう限界です。
病院では、塗り薬として
ヒルドイドとクロベタゾール
飲み薬としてオロバタジンを処方されていますが、効いている感じがしません。
田澤先生の患者さんで同じような副作用の方はいらっしゃいますか?効く薬や対処法があれば教えて頂きたいです。
また、6週目の時の血液検査結果で白血球の減少(たしか2600位だと思います)が目立つので今後続けるためにも10%減薬しましょうとのことで、90%の投与になりました。正直まだ前半折り返しの地点なのに、最後まで投与ができるのか不安です。途中で中断となる可能性が高いのでしょうか。
また、途中でのエコーなどをやっていない病院なのですが、胸と脇にしっかり効いている場合は鎖骨上リンパにも効いていると考えていいのでしょうか。
まとまりのない文書で申し訳ありませんが、ご回答頂けましたら幸いです。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
田澤先生の患者さんで同じような副作用の方はいらっしゃいますか?効く薬や対処法があれば教えて頂きたいです。
⇒pembrolizumabによる免疫関連有害事象だとすれば、中止も含めて担当医と相談しましょう。
また、6週目の時の血液検査結果で白血球の減少(たしか2600位だと思います)が目立つので今後続けるためにも10%減薬しましょうとのことで、90%の投与になりました。正直まだ前半折り返しの地点なのに、最後まで投与ができるのか不安です。途中で中断となる可能性が高いのでしょうか。
また、途中でのエコーなどをやっていない病院なのですが、胸と脇にしっかり効いている場合は鎖骨上リンパにも効いていると考えていいのでしょうか。
⇒術前抗がん剤は「リスクを伴う治療」だということを自覚し、きちんと診察(担当医自身がエコー)しない限りやらせてはいけない治療と思います。
ご参考に。
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(回答が公開されてから2週間後)
2025/6/10
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