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非浸潤乳がん

[管理番号:12651]
性別:女性
年齢:47
病名:非浸潤乳がん
症状:自覚症状なし、定期検査によるADH、部分切除による非浸潤乳がん確定、只今遺伝子検査の結果待ちです
投稿日:2025年04月16日

毎年受けていた乳腺クリニックで、去年9月に前回なかった5ミリの影が現れ細胞診をしたところ悪性でした。
その後組織検査をしたところ、ADHが合併しているがDCISの合併とするほどの所見はないとの報告でした。
経過観察で良いと言われましたが、セカンドオピニオンにいきました。

ここではクリニックの組織検査で病変を全て吸い取っている可能性が高くエコーでは影はなくなっていて、MRIでも病変をみとめません、との報告になりました。
担当医も部分切除してもよいが取り切れている可能性大なので、手術してもほぼ何もでないよ、経過観察でもいいんだよ、と言われました。

私の家系に癌が多く母が卵巣がんで他界したため、そのまま様子見することが出来ず、3月に部分切除してもらいました。

先日病理結果が出たのですが、2.5ミリの非浸潤乳がんと2ミリの良性腫瘍が見つかりました。

前置きが長くなりましたが、この2.5ミリの非浸潤乳がんはMRIにもエコーにも映らなかったのですが、これは普通のことでしょうか?
元々あったADHが半年間にDCISに変化したのでしょうか?
それとも、これらとは別の癌が新たに見つかったと考えるべきでしょうか?
担当医からは今後の話しか言われてなく、モヤモヤしております。

先生のご意見をいただけましたら幸いです。
お忙しい中大変申し訳ありません。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

ADHとは「2mm以下の非情に大人しい非浸潤癌」なので病変全体を摘出したらDCISと診断が変わるのは「寧ろ」当然といえます。
其の意味で、そもそも「追加切除(病変の摘出手術)」を「必要無い」とするのは如何なものか_?

先日病理結果が出たのですが、2.5ミリの非浸潤乳がんと2ミリの良性腫瘍が見つかりました。

前置きが長くなりましたが、この2.5ミリの非浸潤乳がんはMRIにもエコーにも映らなかったのですが、これは普通のことでしょうか?
⇒それは当然です。
顕微鏡レベルの話ですから

元々あったADHが半年間にDCISに変化したのでしょうか?
⇒上記冒頭のコメントどおり、そもそも(病変全体としては)DCISだったのです。

手術して良かったですね。
ご参考に。

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(回答が公開されてから2週間後)
2025/5/8
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