[管理番号:12647]
性別:女性
年齢:43
病名:
症状:
投稿日:2025年04月21日
定期検診で前年よりも石灰化の感じが気になる、ということでエコーを見ながらの生検を3/(中旬)に行いました。
結果鑑別困難となってしまいました。(先生の説明では、限りなく良性に近いけど、
悪性の可能性を否定できない、とのことでした。)
総合病院への紹介状をいただき、明日4/(下旬)、マンモグラフィを見ながらの生検を行う予定です。
質問は2つあります。
①先生のご経験の中で、エコー下生検鑑別困難の後に、マンモグラフィ下生検で良性と鑑別された患者様はいますか?
②また、この短いスパンで生検を2度行うことは、よくあることなのでしょうか?大丈夫なのでしょうか?
しこりを刺激することで、周りに悪いものが散らばることはないのでしょうか?
田澤先生からの回答
こんにちは。 田澤です。
もともとターゲットが石灰化なのだから、「余程この場所で一致している」という自信が無い限りST-MMTを最初からすべきでしょう。
もしも、今回「ST-MMT依頼として紹介した理由」が「鑑別困難だったから」であり、「もしも良性と出たら、紹介しないつもりだった」とすればそれはそれで問題ですね。
①先生のご経験の中で、エコー下生検鑑別困難の後に、マンモグラフィ下生検で良性と鑑別された患者様はいますか?
⇒そういう問題ではなく、石灰化はST-MMTで診断すべきです。(100%エコーでここと解るのであれば別ですが、ただ「その場合」にはエコー下で100%診断をつけるという意識が必要です。)
②また、この短いスパンで生検を2度行うことは、よくあることなのでしょうか?大丈夫なのでしょうか?
しこりを刺激することで、周りに悪いものが散らばることはないのでしょうか?
⇒考えすぎ。
全く問題ありません。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/5/6
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