[管理番号:12636]
性別:女性
年齢:83歳
病名:乳がん ステージⅡ-b
症状:術後の治療について
投稿日:2025年04月12日
先日、高齢(83歳)の母が右乳癌による手術をしました。(右乳房全切除術+腋窩リンパ節郭清)
組織型は
・浸潤性乳管癌(充実型>硬性型)
・非浸潤性乳管癌
腫瘍径:45mm
トリプルネガティブ
HER2 蛋白:過剰発現なし
Ki67:90% (~14%)
リンパ管侵襲:なし
静脈侵襲:なし
組織学的グレード:3
リンパ節転移:あり。2/16 最大13mm
の結果をもらい、
標準治療として
EC×4
CTX×4
を行うかどうかの判断をしなければいけなくなりました。
担当医の方も年齢を考えて判断が難しいと仰ってました。
となると、素人の私たち家族としても判断が難しすぎます。
母はボケ等はなく、脚腰が少し悪いくらいで現在は
生活に不便はなく生活しておりますが、この標準治療をした事により高齢の母のQOLが下がり、回復できなくなるのではないか、等の心配や、治療をしなかった事による再発の不安やらで
本人、家族共に難しい判断をしなければいけない状況となっております。
ある程度の方向性でもアドバイスを頂けると助かります。
①・上記癌の情報を元に、83歳という年齢で抗がん剤治療はした方がよいのでしょうか?
②・抗がん剤治療をしなかった場合の再発率はどれくだいでしょうか?
③・看護師さんにCTX×4だけの治療にする選択もありと言われましたが、有効でしょうか?(吐き気、抜け毛がない等から)
④・この他の選択しのアドバイス
この4点に回答いただけるとありがたいです。
宜しくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
通常は抗癌剤は勧めません。
しかし、「母はボケ等はなく、脚腰が少し悪いくらいで現在は生活に不便はなく生活しております」であれば、
80%の用量で「やってみる」のもいいでしょう。
無論副作用がそれでも酷いならば中止でしょう。
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(回答が公開されてから2週間後)
2025/5/3
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