[管理番号:12555]
性別:女性
年齢:57
病名:
症状:
投稿日:2025年03月15日
こんにちは。お世話になります。
2023年5月に左乳がんと診断され、以下のように治療しました。
【手術】 全摘(腫瘍径3.5cm、ホルモン陽性、HER2陰性、グレード2、Ki6730%)
腋窩リンパ節郭清(32個中1個転移)
【放射線治療】 胸壁に照射(鎖骨上窩には照射せず)
【ホルモン療法】アロマターゼ阻害薬10年
【抗がん剤】 省略(オンコタイプDX 低リスクのため)
今回教えていただきたいことは、リンパ浮腫のリスクについてです。
手術前のエコーで、腋窩に 8mm 位の転移かもしれないリンパ節が1個あり、
細胞診をしたところ悪性であったため腋窩リンパ節郭清をしました。
手術後は、一時的な浮腫が脇から胸にかけて現れることが度々あります。
再現性がなく、いつの間にか浮腫み1週間かけて緩やかに引く感じです。
強いて言えば、上腕と胸の筋肉を長時間同時に使う時に出やすい気がします。
腕には症状は出ていません。
実は、半年前、定期検査で腋窩のエコーを行ったところ、郭清したはずの8mm 位のリンパ節が残っていて、判定は「良性(悪性を否定できず)」で経過観察となりました。
術前の細胞診では、担当医がエコーを使わずに手で触れた腫れた感じのリンパ節を検査したみたいでした。手術ではそれを含む形で
本来郭清すべき範囲のものを取り除いたようです。
今回、半年ぶりにエコーをして、大きさなどの変化はありませんでした。
当該リンパ節(8mm のもの)は、腕を挙上した体勢で、脇の下のくぼみの真ん中から 3cm 位下方で、手で触れられないほど奥にあるそうです。
経過観察にしているのは、私が針生検に踏み切れないためです。もしも悪性で再手術をしたら、本格的なリンパ浮腫発症のトリガーとなりそうで怖いのです。
一方で、白黒はっきりしたい気持ちもあります。
恐れ入りますが、この文章を読む限りの印象で、腋窩郭清の再手術を行った場合のリンパ浮腫のリスクについて教えていただませんでしょうか。
何卒よろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
恐れ入りますが、この文章を読む限りの印象で、腋窩郭清の再手術を行った場合のリンパ浮腫のリスクについて教えていただませんでしょうか。
⇒手術手技の精度には差があるので…
解りようがありません。
ただ一つ重要なことは「もしも転移リンパ節であったならば」手術せずにそのまま放置してリンパ節転移が拡がることによる「必然的な浮腫」の方が(手術で起こるかもしれない偶然の浮腫よりも)「圧倒的に厄介」だということです。
★無論「転移なのかどうなのか?」は、はっきりさせるべきでしょう。
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(回答が公開されてから2週間後)
2025/3/31
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