[管理番号:12523]
性別:女性
年齢:59歳
病名:乳がん
症状:
投稿日:2025年03月08日
お忙しいところ質問お願いいたします。
術前化学療法FEC療法を3回終えたところです。フエスゴとドセタキセル1回目を目前に肝機能障害高値となり延期中になります。元々、HCV抗体を持っており徐々に上昇していましたが調べてもらったところC型が活動しているとのことです。ウルソを9錠、毎日ネオファーゲンの点滴を化学療法前日まだ行い1回目を施行できないかと話が出ています。
タイプは
ホルモン受容体陰性
HER2陽性 湿潤癌4ミリ
ki67 48% です
もし下がっていたなら化学療法をしても大丈夫なのでしょうか。
すごく心配でご質問させていただきました。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
HER2タイプだからといって…
術前抗がん剤に拘ること自体ナンセンス!
しかも4mmだと(そもそもが)抗癌剤(分子標的薬+抗癌剤も含む)の適応自体が無いかもしれません。
C型肝炎の賦活のリスクがあるのに、「それ(術前抗がん剤)」に拘るのは「愚の骨頂」ですね。
抗癌剤は終了し、即刻手術しましょう。
申し訳ありませんが、私にはその担当医のバランス感覚が著しく欠如しているようにしか見えません(蛇足でした)
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/3/25
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