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残った副作用と残りの治療

[管理番号:12178]
性別:女性
年齢:60歳
病名:右乳癌
症状:吐き気、筋肉痛(痺れ)倦怠感
投稿日:2024年10月26日

右乳癌、1.7cmと9mm、ハーツー陽性、グレード3、ki67.60、リンパがひとつ怪しいいう事でドセハーパー4回、AC3回(副作用で一回やめる)でステージ1という事で9月に全摘手術、病理はPCRでリンパも陰性でした。(病理の紙はもらえていません。)
ドセハーパーの3回目位から太腿の脱力感というか筋肉痛が出て足を降ろすと体全体が息苦しいというか震えてるという毎日です。頭皮もピリピリしてます。特にACになってひどくなり神経内科もペインクリニックも行って、(MRIで脳、首、腰は特に異常なし)サインバルタは吐き気でやめて、ツムラ107も効いてる感じはなく、ブロック注射も効果なしでした。現時点で吐き気止めで大量にもらったロザレパム0.5とカロナールを一日2回とロキソニン湿布で少しだけましになる状況です。足の指は親指以外痺れありです。座っていると何もなく立つと腰から下かユラユラして不安定です。
ACからの吐き気も残っており、薬ばっかり飲んでいるからかの吐き気なのかわからない状況です。

質問1.すぐに治らないのはわかってますが半分位の痛みになるにはどうしたらいいのかという事です。

質問2.術後ハーパーを一回しましたが太腿がふわふわするのが出るのでハーパーを例えば半年で終わるのは再発のリスクがすごく上がるのかと言う事です。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

タキサン系の副作用(痺れと浮腫み)は半年程度は仕方がないと考えましょう。

質問1.すぐに治らないのはわかってますが半分位の痛みになるにはどうしたらいいのかという事です。
⇒時間しかないようです。(やれることは全てやっているのでは?)

質問2.術後ハーパーを一回しましたが太腿がふわふわするのが出るのでハーパーを例えば半年で終わるのは再発のリスクがすごく上がるのかと言う事です。
⇒trastuzumab+pertuzumabにはそんな副作用はないので、普通に(残り)9か月やることをお勧めします。
 
 これら分子標的薬には(pertuzumabによる)下痢位しかありません。(整腸剤や止痢剤でコントロールが十分にできます)

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2024/11/21
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