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ステージ2A 術後抗がん剤の必要性について

[管理番号:11904]
性別:女性
年齢:46
病名:左乳癌
症状:左乳房全摘  センチネルリンパ 1個転移あり
投稿日:2024年07月02日

初めまして。いつも拝見させて頂いており、もし自分の状況に迷ったら先生に相談しようと決めておりました。
よろしくお願いいたします。

約3年前のマンモグラフィーで左乳頭から血清の分泌物が出たため、大学病院で検査。針生検の結果、経過観察になり、
3ヶ月毎にフォローを続けてきましたが、今年3月の定期検査にて腫瘍が大きくなっており、エコーの段階で悪性を疑われ
マンモトームの結果、乳癌と告知されました。その時の病理検査の内容は、

ER:95% PgR:90% TS8=PS5+IS3
HER2:判定保留(score 2+) →後のfish検査で陰性でした。
MIBー1 index 約40% でした。

そこから家の近くの総合病院へと転院し、6月(中旬)日に左乳房全摘手術を受けました。
術後すぐに主治医から 「リンパ節に転移があったので取れるだけ取りました。」と言われました。
術後の病理診断中間報告書が本日でまして、内容が

腫瘍)浸潤性乳管癌、硬性型。脂肪組織浸潤(+)広範に乳管内病変を認めます。
   また小範囲で小葉内病変を疑います。E-カドヘリン
腋窩リンパ節転移は見られませんでした。(0/17). pN1a(sn). レベル1(0/9) レベル2(0/8)
[迅速] SLN (1/1. 3mm)
部位)1t、C,  
大きさ)14??13??13mm. 組織型:Invasive ductal carcinoma, 亜型:
scirrhous type + LCIS?
[核グレード] 2 [核異型]2 [核分裂像] 2 (6/10HPF) [組織学的グレード]Ⅱ [線管
形成] 2 [核異型] 2 [核分裂型] 2
1y1, v0, pT1c, pN1a(sn), StageⅡa. [UICC] pT1c, pN1a. cM0, Stage Ⅱa. 断端;陰性

[免疫染色] 21
ER(+)90%
PgR(+)80%
HER2:(1+)細胞膜に軽度の陽性像が見られます。
[MIB-1 index] 20%

以上の内容でした。 \0また 小葉癌の疑いについてはまだ結果待ちとのことで
主治医から「リンパに1個転移があったことと、閉経前ということもあり、抗がん剤を勧める」と腫瘍内科へ受診予約を取られました。
オンコタイプDXなどは勧められていないのですが、今後の治療に抗がん剤は必要なのでしょうか?
先生のご意見をお聞かせください。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

主治医から「リンパに1個転移があったことと、閉経前ということもあり、抗がん剤を勧める」と腫瘍内科へ受診予約を取られました。オンコタイプDXなどは勧められていない
⇒いまだにOncotypeDXを勧めずに「閉経前」だの「リンパ節転移陽性」だので「抗癌剤を勧める」医師がいること自体unbelievable!!

アメリカでは、OncotypeDXを勧めないこと自体裁判になりうるとのことです。
無論、OncotyepDXしましょう。

オンコタイプDX

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2024/7/10
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