［管理番号:11817］
性別:女性
年齢:50
病名:浸潤性小葉癌
症状:
投稿日:2024年05月26日

はじめまして。
術後治療について質問させて下さい。

術後病理検査結果
右胸　浸潤性小葉がん
ステージ2A
最大浸潤径21mm（全体の広がり55mm）
ホルモン受容体陽性　ER95% PgR95%
HER2 陰性　スコア0
Ki-67 4%
リンパ節転移なし（センチネルリンパ節生検しました）
脈管侵襲v1、
リンパ管侵襲Ly1
ルミナールA
右胸全摘、
ティッシュエキスパンダー入れました。

担当医からは術後ホルモン療法に、
ゾラデックス ＋ノルバデックス
さらにプラスでTS-1
を提示されています。

生理はまだ毎月きちんと来てます。
子宮筋腫が3つあり経過観察を5年続けております。

ですが、私の年齢は50歳1ヶ月。
生理があってもゾラデックスが必要だとは思えないですし、
全体の広がりが55mmで、小葉がんはこの数値が大きく出がちだそうですが、Ki-67が4%のルミナルAでTS-1をする意味もサッパリ分からないのです。

私の場合、タモキシフェンのみでは不十分でしょうか？
ゾラデックスやリュープリンを注射しないと再発リスクを抑えられないのでしょうか？
担当医はTS-1は嫌ならまあしなくてもいいという感じではありましたが、ゾラデックスは必須という言い方をしておりました。
ゾラデックスはした方がいいでしょうか？

脈管侵襲やリンパ管侵襲があったのですが、リンパ節転移はなくてもこれは再発リスクが中高度という判断になるのでしょうか？

浸潤性小葉がんは入管がんより著しく予後が悪いというネット情報（乳腺クリニックの医師のブログなどもあります）ばかりが目立ち不安ですが、小葉がんは特殊型で乳管がんに比べ人数も大幅に少ないのに、予後が悪いとかいうのはデータとして正しいとは思えないのですが、先生は浸潤性小葉がんの予後や再発率についてどうお考えでしょうか。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

担当医からは術後ホルモン療法に、
ゾラデックス ＋ノルバデックス
さらにプラスでTS-1
を提示
⇒シンプルに…

ＯｎｃｏｔｙｅｐＤＸをして（質問者の場合にはｐＮ０だから）
　①ＲＳ≦２０　tamoxifen only
②２１≦ＲＳ≦２５　tamoxifen +LH-RHagonist
　③２６≦ＲＳ　chemotherapy
♯今週のコラム２６９回目を参照のこと

♯そもそも私がＴＳ－１を勧めることはありません。（今週のコラム４１７回目をご参照のこと）

浸潤性小葉がんは入管がんより著しく予後が悪いというネット情報（乳腺クリニックの医師のブログなどもあります）ばかりが目立ち不安
⇒誤り
　全く同等です。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/6/10
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