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手術までの待機期間について

[管理番号:11527]
性別:女性
年齢:52
病名:
症状:
投稿日:2024年01月05日

はじめて質問させていただきます。クリニックのエコーで今年8月に幅4.6mmだった腫瘤が、11月に幅7.6mm(高さは3mmくらいに見えます)になり(ただし、見方がよく分かりませんが、これは8月とは撮影している方向がもしかしたら違うのかもとも思います)、かつ、その右上に大きなこぶのような出っ張り(直径3~4mmくらいに見えます)ができていました。

その後がん専門の病院で12月中旬に針生検を受け、浸潤性小葉癌、ステージ1、G1という結果でした(サブタイプの結果はまだです)。母が乳がんなので遺伝子の検査を追加し、マンモ、PET/MRIを受け、1月中旬に結果を聞くことになっていますが、手術はそこから2か月待つと言われています。
なお、12月初めにがん専門の病院で撮ったエコーでは幅11.1mmと言われました。また、心配で、1月4日に、以前かかっていた病院でエコーをとっていただいたところ、幅8.8mmでしたが、こぶのような部分が大きくなってきているようにも見えます。

以下の点についてご意見をお伺いできましたら幸いです。
① G1と言われましたが、特に8月から11月にかけての増大スピードや形の変化は、これと矛盾しないのでしょうか。特に、上にこぶのような部分が、周囲との境界ももやもやしていますし、8月には全くなかったのが11月に突然できたように見えて、グレードがもっと高いのではないかとも思えますが、どう考えるべきでしょうか。こぶのような部分の細胞が針生検で採れていなかったという可能性も考えてしまいます。

②浸潤性小葉癌は広がりやすく、リンパにも転移しやすいなどのインターネット上の記事も読みました。①のこぶのような部分の成長スピードも考えると、確定診断から手術までに3か月も待っていて、リンパへの転移、遠隔転移等の可能性がどの程度あるのかが、とても心配です。
少しでも早く手術できる病院に転院すべきなのか悩んでいますが、かといってどれくらい早ければ意味があるのかもよく分かりません。どう考えればよいでしょうか。

③お医者様が書かれている記事で、1cm前後くらいの大きさにさしかかるくらいからその成長のスピードが一気に速くなる、との説明がありました。そういうものなのか、教えていただけますでしょうか。

(リンクが記載してありましたが、リンク先のポリシーが不明のため削除しました。)

色々お尋ねしてすみません。どうぞよろしくお願いいたします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

① G1と言われましたが、特に8月から11月にかけての増大スピードや形の変化は、これと矛盾しないのでしょうか。特に、上にこぶのような部分が、周囲との境界ももやもやしていますし、8月には全くなかったのが11月に突然できたように見えて、グレードがもっと高いのではないかとも思えますが、どう考えるべきでしょうか。
こぶのような部分の細胞が針生検で採れていなかったという可能性も考えてしまいます。

⇒計測は「多分に」測定の仕方によります。

②浸潤性小葉癌は広がりやすく、リンパにも転移しやすいなどのインターネット上の記事も読みました。①のこぶのような部分の成長スピードも考えると、確定診断から手術までに3か月も待っていて、リンパへの転移、遠隔転移等の可能性がどの程度あるのかが、とても心配です。
少しでも早く手術できる病院に転院すべきなのか悩んでいますが、かといってどれくらい早ければ意味があるのかもよく分かりません。どう考えればよいでしょうか。

⇒誤った理解が多いようです。
 小葉癌は大人しいし、1期なのだから焦る必要は全くありません。

③お医者様が書かれている記事で、1cm前後くらいの大きさにさしかかるくらいからその成長のスピードが一気に速くなる、との説明がありました。そういうものなのか、教えていただけますでしょうか。
⇒冷静に考えてみましょう。
細胞分裂は「倍倍」なのだから

1mm⇒2mmでは1mmしか違いませんが、2mm⇒4mmでは2mm違い、4mm⇒8mmでは4mm違うのです。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/1/16
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