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健診で肺腫瘤の指摘

[管理番号:11176]
性別:女性
年齢:50
病名:異時性両側乳癌
症状:肺腫瘤指摘
投稿日:2023年6月12日

いつも参考にさせて頂いております。

2019年 左乳癌温存 ルミナル型HER2
(抗がん剤、放射線、ホルモン療法)
  
2022年10月 右乳癌温存 ルミナルA
(放射線、ホルモン療法)

現在はホルモン療法のみです。

5月の健康診断の胸部レントゲンで右上肺に腫瘤影を指摘されました。
(昨年は指摘なし)

かかりつけ医に相談をとの所見でした。

よろしくお願い致します。

腫瘤影を調べると大きさが3センチ以上とあり心配です。

肺転移の可能性ありますか?
2度目の乳癌の放射線治療が2月中旬に終わったばかりですがその影響も考えられますか?
大きな検査は右乳癌術前の2022年11月に造影CT受けてますが何も指摘されませんでした。

1度目の乳癌術後4年目で、悪性度が高く、スピードが早い癌だったので再発したらスピードが早いと思うと言われているのでとても心配です。
次回の受診は7月半ばなのですが、前倒しで受診した方がいいでしょうか?
造影CTとかPETで精査した方がよいですか?
今まで年1回、造影とPETを交互に受けてきました。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

5月の健康診断の胸部レントゲンで右上肺に腫瘤影を指摘されました
⇒まず「右(特に上肺野)」となると、気付くのは2022年10月に温存手術⇒その後放射線照射している部位、つまり放射線肺臓炎の所見では?とまずは発想します。

ただし無論、肺転移も鑑別には挙がるので主治医に診てもらいましょう。
(典型的な放射線肺臓炎ならば単純Xpでも見当はつきますが、場合によっては単純CTが必要となります)

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/6/20
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