[管理番号:11107]
性別:女性
年齢:49
病名:乳がん
症状:足の甲の痛み
投稿日:2023年5月17日
いつも乳がんプラザでは勉強をさせて頂いております。
2021年11月に乳がんの告知を受け、術前抗がん剤→手術(部分摘出)→放射線治療を受け、先日術後1年検診を通過しました。
左胸・トリプルネガティブ・ステージⅡa(しこりは2.2cm/センチネルリンパ陰性/断片陰性)です。
術後1年検診後から左足の甲が痛くなりました(ぶつけたり、こけたりしておりません)歩くと痛み、力を入れなければ痛みはありません。
痛みの増幅はなく、数日しても軽減しないようなら整形外科に行こうと思っております。
乳がんの骨転移は、背骨・腰・頸椎・骨盤が多く、大腿骨や上腕骨等という認識です。
肘・膝から先へは「ほとんど」起こらないとの認識ですが、先生は足の甲に転移した事例をご存知でしょうか?
大丈夫だと思っていてもどうしても不安になってしまい、
投稿させて頂きました。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
先生は足の甲に転移した
事例をご存知でしょうか?
⇒ありません。
ご安心を
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/5/25
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質問者様から 【質問2】
がんの勢い?
性別:女性
年齢:50歳
病名:乳がん
症状:
投稿日:2023年10月23日
いつも勉強させて頂いております。
2021年11月~術前抗がん剤→部分摘出手術→放射線治療
トリプルネガティブ・ステージ2a
2.5mm×1.8mm→2.2mm×1.3mm(効果判定1a)
リンパ節転移なし・センチネルリンパ陰性
断片陰性
こちらのことを知ったのが治療がすっかり終わった後でしたので、術前抗がん剤にしたことを後悔しております。もっと早くにこちらと巡り合いたかったといつも思っております。
現在は治療した病院の提携クリニックで3ヶ月毎の経過観察中です。
治療開始から手術前までの主治医からは特にトリプルネガティブだから…というようなことは言われずステージ2だから9割治るよと言われて、非常に前向きに治療を受けておりました。
手術前に主治医が変更になり、手術前の検査(造影MRI・CT・乳房エコー)結果の際、「トリプルネガティブは質が悪い」と言われて一気に不安になりました。しこりサイズもあまり小さくなっておらずショックを受けていると「勢いはなくなっているから」と言われました。
今更気になっても仕方ないことは重々承知しておりますが、効果判定が1aだったことがショックでずるずると不安が付きまとっております。先生が仰れるように、元々転移しない類にいると思えば良いのは重々承知しているのですが。
画像で「勢い」といったようなものが分かるのでしょうか?
(手術前でしたので、病理結果ではないです)
また先生の感覚では、同じステージでもしこりのサイズで生存率はちょっとずつ変わりますか?(同じステージ2でも3cm未満だと生存率が良いような気がしております)
大変ご多忙とは思いますが、宜しくお願い致します。
またどうぞお体ご自愛下さい。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
画像で「勢い」といったようなものが分かるのでしょうか?
(手術前でしたので、病理結果ではないです)
⇒あくまでも「印象」ですが…
ただ単に「抗癌剤をすれば癌の増殖は押さえられる筈」という一般論を言っているのだと思います。
★つまり「サイズはそれほど変わらないけど、癌細胞に確実にダメージは有る筈」というようなニュアンスでしょう。
また先生の感覚では、同じステージでもしこりのサイズで生存率はちょっとずつ変わりますか?(同じステージ2でも3cm未満だと生存率が良いような気がしております)
⇒それは勿論その通りです。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/11/2
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質問者様から 【質問3】
ALPの上昇
性別:女性
年齢:50
病名:乳がん
症状:
投稿日:2023年12月12日
いつも多大なるお時間を割いて頂き、乳がん患者の不安を取り除いてくださっている
先生にお礼申し上げます。
私自身も質問をさせて頂いておりますが、それ以外にもQ&Aで数えきれない位不安を取り除いて頂いております。
本当に感謝しかありません。
と言いながら、先生のお手を煩わせてしまうのですが、申し訳ございません。
トリプルネガティブ・ステージ2a、術前抗がん剤→手術→放射線治療→提携クリニックにて3ヶ月毎の定期検査を受けております。血液検査は半年に1回です。
抗がん剤治療が終わってから、順調にALPも下がって来ており、8月には101でした。先日内科の方での血液検査でALPが129と基準値を上回っており、不安なっております。ちなみに8月の腫瘍マーカーはCEA・CA15-3どちらも基準値内でAST・ALT・GTPも基準値内です。
(治療後に生活習慣を改善し、食生活の見直し・運動をして4.5kg減量しましたが、大好きなお酒だけは辞めれず禁酒日を増やしております)
こちらのQ&Aでも何人かの方が質問しておられましたが、肝臓だけではなく骨の疾患にもALPは変動すると目にしてから不安が増しております。
何故、ALPだけ上昇したのでしょうか?更年期(症状が酷い為、漢方とエクオールを飲んでいます)が影響しているのでしょうか?
お教え頂ければと思います。宜しくお願いします。
田澤先生から 【回答3】
こんにちは。田澤です。
検査値の一つ一つに拘ると迷路に入ってしまいます。
基本的な考え方は、「検査値は組み合わせ」で考えることと、「経時的な変化で(その原因を)推測する」ことです。
経時的な変化で(その原因を)推測する
「抗がん剤治療が終わってから、順調にALPも下がって来ており、8月には101でした。先日内科の方での血液検査でALPが129と基準値を上回っており、不安」
⇒経時的な推移で推測すると…
「抗癌剤治療が終わって順調に下がった」のだから、そもそもALPが(抗がん剤中に)上がった原因は「転移ではなく」抗癌剤による副作用(肝機能障害)だったことがわかります。
つまり、今回(少々)上がったのも「転移というよりは、(抗癌剤以外の原因による)肝機能障害では?」と考える(推測する)方がnaturalに思います。
検査値は組み合わせで考える。
「ちなみに8月の腫瘍マーカーはCEA・CA15-3どちらも基準値内」
⇒転移を(画像ではなく)検査値で判断する場合には、「当然のことながら」腫瘍マーカーが主役となります。
ALPの推移を「癌の転移による兆候」と捉えるには「根拠に極めて乏しい(完全に否定することはできませんが)」となります。
以上2点より、生活習慣に伴うものと考えます。
ご参考に。(どうしても納得できないならPETを撮影すれば済むことなので「無駄に悩む」のであればそれはナンセンス極まりない)
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/12/21
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質問者様から 【結果・経過4 (質問3 結果1)】
ALPについて
性別:女性
年齢:50
病名:乳がん
田澤先生の診察:[診察なし]
田澤先生の手術:[手術なし]
投稿日:2023年12月18日
この度は分かりやすくまた時間軸でご説明頂き、ありがとうございました。
先生の説明で納得し、現時点では問題ないと確信することが出来ました。
勿論、PETを受けるつもりはありません。
次回の定期検査まで、なるべく「普通」に過ごして行きたいと思います。
先生には本当に頭が下がるばかりです。
本当にありがとうございました。
<Q&A結果>
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【結果】の送信は、【質問】として扱わないので
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/12/21
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質問者様から 【質問5 (質問4 結果1)】
乳房のむくみとは
性別:女性
年齢:50
病名:乳がん
症状:
投稿日:2024年04月03日
いつもQ&Aで不安を払拭して頂いております。お忙しい中私達の不安を払拭して頂き、ありがとうございます。
ここ最近、術側の下着のあとが気になるようになりました。時間が経てば消えます。
ふと、クリニックで見た「セルフチェック項目」に「むくみ」とあったのを思い出し、乳房のむくみとは一体どういう状態のことなのか?と思い始めました。イラストではあったのですが、波線が書いてあるだけでピンと来ません。私の中で「むくみ」とは、押さえて皮膚のへこみがすぐに戻らない・手や足がパンパンになるといった認識です。
見た目で分かるもでしょうか?何か特徴というか、判断するポイントがございましたら教えて頂ければと思います。
田澤先生から 【回答5】
こんにちは。田澤です。
見た目で分かるもでしょうか?何か特徴というか、判断するポイントがございましたら教えて頂ければと思います。
⇒健側と比較して肉眼で判断しては如何でしょうか?
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/4/15
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質問者様から 【結果・経過6(質問4 結果2)】
乳房の浮腫みの判断と早期発見について
性別:女性
年齢:50歳
病名:乳がん
田澤先生の診察:[診察なし]
田澤先生の手術:[手術なし]
投稿日:2024年4月22日
先日は乳房の浮腫みの判断についてご回答頂き、ありがとうございました。健側と比べるようにしました(ちょっと考えれば分かりそうなものなのですが・・・)先生のお時間を割いて頂き、申し訳ございません。
今回、どうしてもお伝えしたいこと?愚痴?があります。
私は毎年の健康診断の際に乳がん検診をエコーで受けておりました。乳がん発覚前2年連続「嚢胞」診断され、結局自分でしこりを認識し、クリニックに駆け込み、治療となっております。
これをきっかけに、会社の健康診断の乳がん検診は別機関(乳がん検診クリニック)で医師自らエコーし、マンモもする所で受診させるように致しました。
しかし、乳がん検診9ヶ月後に部下自らしこりを認識し、青くなってクリニックを受診し乳がんが確定しました。先日MRIの結果、浸潤部が2.2cmでした。健診時に見つけて貰えていれば、部下はステージ1だったはずなのです。ほぼほぼステージ1と同等と思っても、患者としては気持ちが違います。それを自分自身で経験しているからこそ、何としても早期にと思っていたのです。
正直、「早期発見」の為に検診を受けているにも関わらず、見つけて貰えないなら「早期発見」など出来ないではないかと怒りしか感じません。
私は何か勘違いをしているのでしょうか?
そもそも2cm以下のものは検診を受けても見つけにくいのでしょうか?
何だかやり切れない気持ちで、部下には「乳がんプラザ以外は見るな」と伝えています。
<Q&A結果>
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【結果】の送信は、【質問】として扱わないので
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/4/15
(本日から可能です。)
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