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標準治療後の検査、治療について

[管理番号:11087]
性別:女性
年齢:42歳
病名:乳がんステージ3c ホルモン受容体 ki6750%
症状:鎖骨から胸にかけて全体的にだるさ、違和感、たまに大胸筋骨あたりが痛む
投稿日:2023年5月10日

お世話になります。

どうぞ宜しくお願い致します。

3年前乳がん告知時はマンモ、エコーにて非浸潤がん、リンパ転移なしの診断でステージ0とのことでしたが5cmのしこりであった為右胸全摘しました。
手術後浸潤がん、大きさは7cm、リンパ節転移ありで30個中14個に転移が見られステージ3cにあがりました。
術後はAC療法のみ、(タキサン系がアレルギーで使えない)、タモキシフェンとTS-1を1年、(タモキシフェンのみ今も継続)、放射線治療を行いました。

その後の検査は年に1度の反対側の乳房マンモグラフィーのみなのですが、この程度の検査で大丈夫なのでしょうか?(担当医にはそれで大丈夫と言われました)。
昨日たまたま行った近所の耳鼻科で甲状腺に腫瘍が、みつかり、転移なども含めて非常に不安になってしましました。

また、追加の治療などは現時点で不要なのでしょうか?

長々と申し訳ございません。

どうぞ宜しくお願い致します。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

その後の検査は年に1度の反対側の乳房マンモグラフィーのみなのですが、この程度の検査で大丈夫なのでしょうか?(担当医にはそれで大丈夫と言われました)。
⇒術後の検査にはガイドラインはなく、(強いて言えば)エビデンスとして年に1回のマンモグラフィーが証明されているので、担当医はそれに従っているのだと思います。

ただ、私個人的に言えばリンパ節転移10個以上であり(ホルモン療法で)3か月に1回通院しているケースでは毎回採血腫瘍マーカー(3か月)+診察エコー(3か月)とするでしょう。

昨日たまたま行った近所の耳鼻科で甲状腺に腫瘍が、みつかり、転移なども含めて非常に不安
⇒甲状腺には100000%転移しません。
ご安心を。(乳癌の転移する部位は決まっているのです。甲状腺に転移することは100000%無いのです。)

鎖骨から胸にかけて全体的にだるさ、違和感、たまに大胸筋骨あたりが痛む
⇒因みにこれらは全てホルモンの刺激症状ですよ。(転移と結びつけないようにしましょう)

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/5/18
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